信州小諸・中棚荘、女将ブログと「初恋りんご風呂」(9月9日、10月6日)

 ひとり合宿から戻って、約1カ月が経過した。講演準備や科研費申請やらで、中棚荘のことをすっかり忘れていた。水曜日に、秘書の福尾から「中棚荘の女将ブログに、先生のことが書いてありましたよ」と教えられた。

 滞在中、ときどき女将のブログはのぞいていたが、東京に戻ってからは、チェックを怠っていた。
 富岡さん(女将)は、毎日ブログを書いている。いつの日付のものなのか、頼んでみたが、福尾もなかなかその記事が見つけられない。
 ようやく発見したブログは、わたしが車で東京に戻ったその日(9月9日)のものだった。

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 「水槽」 9月9日(中棚荘、女将ブログ)

 金魚の水槽が新しくなりました。夜店で買った金魚達もずいぶん大きくなり、「水槽、小さいんじゃない、これじゃ金魚達がかわいそうよ」という、お客様の声もちらほらと聞こえ始めていましたので・・・・
 スタッフ個人ので、使っていない水槽をいただきました。悠々と泳ぐ金魚達、どんどん大きくなりそう(笑) 亀の桶も小さいかなと思っています。昨日、大きな亀が脱走、失礼、散歩に出たまま戻りません。大きな桶にしますからどうか戻ってきてください。
 15泊されたお客様がお帰りになりました。毎日10キロ走り、合間にパソコンで仕事をこなし、本を読み、温泉にも効率よく入られ、いらっしゃらないと寂しいものです。個人のブログで毎日中棚荘でのことを書かれていて、アクセス数も半端ではありませんでしたので良い宣伝マンでもありました。
 お元気で!ありがとうございました。BMWのKさんや2泊された仲の良いご家族もお帰りになりました。感謝!!です。

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 この記事に、昨日(10月6日)になってからコメントを入れた。周回遅れのコメントである。女将は気が付くかどうか、、、

 「15泊のランナーより」(10月06, 2011)

 その節は、たいへんにお世話になりました。女将さん、丸山さん、小林さん。お元気でしょうか?
 お風呂もお部屋もお食事も、とてもすてきな17日間(15泊)でした。いまは、通常の仕事に戻っています。夢のような夏休みでした。今年は、年間に6冊も本を出版できたので、自分へのご褒美のつもりでした。しかし、そのことを風の便りやブログで知った同僚や職員からは、「先生の中棚荘への滞在は、羨望のまなざしで見られていたようです」(秘書の福尾のコメント)。
 なお、滞在中に書いたブログ記事(17本)のうち、最終日のものが、わたしがコラムを担当している農業専門誌『農耕と園芸』(誠文堂新光社)の11月号(10月発行)に転載されます。「花の座」というタイトルにしました。近々、りんご風呂に入りに、また「藤村」に戻りたいと思っています。
 小川@法政大学

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 即時に、女将からメールがあった。チェックをしたらしい。

 女将からのメールのお返事(10月6日)

小川先生

お元気ですか?
その節は、中棚荘をご利用いただきまして
ありがとうございました。

メールもありがとうございます。

小諸では暖炉の火が恋しい季節となりました。
小川先生がお帰りになられ、ぽつんと穴の開いたような
寂しい空気が流れております、中棚荘の今です。

お風呂にはりんごが浮かべられ「初恋りんご風呂」が
好評です。

また、お会いできます日を楽しみに・・・・・・

  中棚荘  女将 富岡洋子

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 早めに、りんご風呂に入りに行こうと思う。
 優秀なセールスマンの役割も果たさねば。