同社については、明日、詳細を紹介します。昨日、新潟にある本社と一号店(新潟駅徒歩5分)を取材してきました。一杯200円のカレーの原価率が25%~30%(推定)。ごはん300gとルーが300gで、税込み200円。テイクアウト率が80%。ノンフリルな経営に秘密があります。
ノンフリルな経営で象徴的なことは、店内が「3無しの状態」になっていること。水なし、ティッシュなし、エアコンなし。ただし、飲み物の自動販売機が置いてあります。そして、温泉卵などの持ち込みが自由。
カレールー(大手食品メーカーと共同開発)と容器(大手包装資材メーカーから大量購入、専用ライン)など、徹底的なコスト管理が特徴。検討中のロゴマークは、大手広告代理店の支援によるもの。
「原価率研究所」という社名がユニークです。プロモーション費がほとんどかからないのは、このブランド名と社長のユニークな経歴から。菅野社長は、20代でJリーグのオーナーだったこともあります。
2014年に、菅野さんら30代の若者3人で起業。現在は、新潟市内に7店舗、東京(竹ノ塚)と山口宇部に1店舗ずつ。この先の2年で50店舗を目指しています。すでに数年後の上場を視野にいれているので、ベンチャーキャピタルからも注目大。
個人的にも応援したくなる理由があるが、それは明日、詳しく説明します。
*詳しいの内容は、「日経MJヒット塾」に急きょ連載されることになりました。8月8日号、15日号をお楽しみに!