「階段から転落」という文字づらを見て、「人生の転落」を連想してしまった!

 自宅謹慎が二日目になった。明日は、大学院の「マーケティング論」の最終授業なので、絆創膏をしたままで人前に出ていくことになる。そのあと、セントラルローズの大西さんご夫妻と、九州の由布院で合流する。本日中に、怪我から回復するめどを立てないと。

 自宅で謹慎生活を送っている。
 走ることもできないので、ひたすら朝早くから起きて仕事をしている。おかげさまで、滞っていた「お花屋さんマニュアル2012‐13」の原稿がどんどん片付いていく。
 転んでもただでは起きない小川先生だ。不幸を転じて、ラッキーにするのだ。
 午前中に、自分の担当分(「いま、花の世界でおこっていること」「お花屋さんのためのマーケティング入門」)を終えられそうだ。午後には、小川順子さん(翌日配達 お花屋さん)が担当している「花のネット販売」も助けることができるかもしれない。そう思っていると、危ない、危ない。
 調子に乗ると、また反対のことが起きるから、要注意である。

 思い出すと怖いものである。
 自宅の階段から玄関先まで、5~6段以上は落下したはずである。頭を強く打っていたら、こんな風に原稿を書くこともできないだろう、腰を強打して入院でもしていたら、信州小諸「中棚荘」での夏のマラソン合宿練習も、明日からの九州旅行もすべておじゃんだった。
 強運というか、酒にだらしがないというか。大反省のわんちゃんである。というわけで、本日もアルコールは抜いて、仕事に励んでいる。

 それにしても、ばかな連想である。そう思ったのである。「階段から転落」が「人生からの転落」にならずにすんだ。不幸中の幸いである。
 幕張で昨日のこと。顔の傷を見た薬局のおばさんに、「回復が早いですね」と言われた。たぶん、本心でほめてくれたのである。「おばちゃん、すっごくかわいいよ」と、逆ほめをしてみた。もう、傷口が痛くなってきたので、そんなときには、逆に空元気を出そうとするのが、私の傾向である。
 自分の美貌をほめられて喜ばない女性はいない! 実にいいことをした。だから、回復が早いのだろう。反省の少ないわんちゃんである。
 ふたたび、仕事に戻ることにする。2番目の原稿は、最後の1節を残すだけである。

 追記:
 『28歳の仕事術』は、売れ行きが好調そうだ。昨日は、最高で500位まで、アマゾンのランクが上昇していた。