欧州ツアー便り#2:パリのカフェでビールを頼んだらお煎餅が出る

メゾンエオブジェ(展示会)を見たあと、夕食まで時間ができた。午後5時すこし過ぎている。荒井さんと、ホテル向かいのカフェに入って、やすむことにした。やや早いが、ビールをのむことにした。


ウエイターさんに、ベルギービールを頼んだら、突き出しに、あられが出てきた。びっくりである。私たちが泊まっているホテルは、観光客がいる場所ではない。普通の住宅街のちかくである。荒井さんによると、おせんべいのお醤油あじが、フランス人に好評なのだそう。お寿司がふつうに食べられるようになったせいなのだろう。日本の食に抵抗がない。バスでパリのまちを動いているが、寿司レストランの看板が多い。来るたびに店が増えている気がする。

 メゾンエオブジェの会場でも、日本からの食器やインテリア小物など、出展社が増えている。日本ブームは、寿司やコミックだけではない。お茶(築地の店)や着物柄(小倉から出店)、お香(日本香堂)などにも見られる。