【予言】大阪マラソンの中止で、東京マラソンは開催が濃厚に。

 2月27日開催予定の大阪マラソンが中止に追い込まれた。本日(2月16日)配信の「東スポ」によると、吉村市長が「市民ランナーの参加を見送り、招待のエリートランナーのみで行う意向」と中止を宣言した。評論家の堀江貴文氏からは、「吉村はチキン(臆病者)」の烙印を押されていた。

 

 実は、先週の日曜日(2月6日)に、神戸バレンタイン・ラブランを走った。ハーフとリレーが中心だが、参加者は推定5千人。カップルランの荷物置き場などは、すごい密な状態だったが、たぶんコロナに感染した人は皆無だろうと思う。熱のチェックもしていたし、わたしたちランナーは、一般人に比べて免疫力が高い。

 長距離を走っていると、体温は40℃を超えているはずだ。われわれは、体調管理には人一倍気を使っている。体調が悪い人間が21KMを走れるはずがない。公道という開放的な空間で、感染がそんなに広がるとも思えない。

 堀江氏はいいことをいってくれていた。「それでせっかく普段から運動して健康レベルを高く保つ人たちを蔑ろにして、ほっといても健康レベルが低い人たちの延命に邁進する。マジで短期的政治生命だけを考えた対応で失望した。故石原慎太郎氏なら何を言われても開催しただろう」(東スポの記事から)。

 

 石原慎太郎ならば、大坂マラソンは絶対に開催にもっていっただろう。政治家としての姿勢がちがっている。吉村市長は、これで人気を落としてしまうかもしれない。わたしに入っている情報では、本当のところは、大阪の医師会が首を縦に振らなかったから、吉村氏としては決断ができなかったらしい。

 東京都の医師会はどのような見解を示すのだろうか?小池知事は、東京マラソンの開催に踏み切るように思う。中止は簡単だが、風見鶏の小池おばさんは、あえて実施に踏み切るとわたしは見ている。故石原知事張りの「鉄の女」を演じてみたら、全国の若者ランナーから絶賛されて人気が急上昇するだろう。

 そもそも、マラソンを走ったからコロナにかったという事象に、エビデンスなどが全く出せないように思う。だから、あえて開催に踏み切る方が、政治家としては正しい決断だと、吉村市長は思わなかったのだろうか?