ふたたび『月刊ランナーズ』の取材を受ける

 来月号のランナーズの特集「大会を走る楽しみ?」の取材を受けた。法政大学出身(法学部)の杉本美香マネジャー((株)アールビーズ)のインタビューを小一時間。楽しかった。だって、いちばん好きな走る話題なんだものね。


つぎのようなことを話した。あまり典型的なランニング人生ではない。

 30歳代はテニスをやっていたが、ダブルスは相手選びなどで面倒くさい。自由に時間が選べるので、そしてひとりが好きななので(わがままなだけだが)、45歳から走りはじめた。ホノルル(フル)が、公式には初めてのマラソンレースである。
 練習をしないで参加したのだから、結果は、予想通りである。

 わたしの大会参加のパターンは、年間20本(登録は年間30回)。ほとんどがハーフで、たまに10Kとフルを入れる。 全国どこでも、世界中のどこでも関係なく走りにいく。土曜日の夜遅くに、現地入りして、日曜日にレースを走る。なるべく運賃の安い便で、できれば早割やマイレージを利用する。
 日曜日には、現地の温泉に泊まる。いわゆる、後泊である。休前日など、地方の有名温泉は、わたしのような独り者は泊めてくれない。でも、日曜日ならばOKである。あまり宿泊客はいないから、宿のご主人や女将さんとよく話をする。
 月曜日にも、なるべく朝の早い時間で、運賃の安い割引便に乗る。そして、土曜日か月曜日のどちらかは、仕事を絡めることが多い。「講演依頼」をするのは、いつもわたしのほうだ。招いてもらえば、宿代と交通費が浮いてくれる。

 花の仕事をしているので生産者は日本全国にいる。どの大会に参加しても、飲み仲間は集まってくれる。しばしば、全国に散らばった卒業生が、大会の応援に来てくれる。そして、走った後は、彼ら彼女たちと、飲んで食べる。だから、泊まる場所や相方や食べ物には不自由しない。
 ぎりぎりについて、ほとんどストレッチなしでレースを走る。記録はあまり関係ない。とくにこのごろは、結果にはこだわらなくなった。 なんて幸せなマラソン人生だろうか?と