ユニクロが文芸春秋を提訴することになりそうだ。ブログで書評した横田著『ユニクロ帝国の光と影』(https://www.kosuke-ogawa.com/?eid=1676#sequel)と文春の記事が対象である。事実と違っているところが多いので、柳井さんは「頭に血がのぼってしまうだろうな」と思っていた。その杞憂が現実のものとなってしまった。
「ユニクロ、文芸春秋提訴へ…出版差し止めなど」
読売新聞 6月1日(水)20時26分配信
カジュアル衣料チェーン「ユニクロ」を展開するファーストリテイリング(FR)が、同社の経営を題材にした単行本や週刊文春の記事で名誉を傷付けられたとして、発行元の文芸春秋に本の出版差し止めと2億2000万円の損害賠償などを求める訴訟を東京地裁に起こすことがわかった。
3日に提訴する予定。
代理人弁護士によると、問題となっているのは、3月に出版されたジャーナリスト・横田増生さんの単行本「ユニクロ帝国の光と影」と、週刊文春の昨年5月6・13日合併号に掲載された記事。国内店舗の店長や中国工場の労働者が長時間労働を強いられているなどとする内容で、FR側は「事実に反する」としている。