ベルリンのユーロスターホテルから。

 驚いたことには、グルテンフリー、ラクトフリーの朝ごはんを、このホテルでは普通にオーダーができます!昨日は、駅ナカにあるオーガニックスーパー、VITALIAを覗きました。日本ではまだ数が少ないビーガンがコーナー展開されていました。入り口近くで、グルテンフリーのクッキーをマネキンさんが販売してました。


この国では、食に関して何もかも変わりかけてます。BIOオーガニックは当たり前で、グルテンフリー、ラクトフリーの時代に突入してます。背景にあるのは、肥満と美容ではないかと思います。
 街中を歩いている女性は、みなスタイルがよろしいです。ベルリンマラソンに参加する人たちばかりではないでしょうから、ドイツの女性たちの体型が変わりかけているのでは。そのように思う証拠を観察してきました。

 日本も同じですが、昔は20歳を過ぎると、ロシアとドイツの女性はビア樽のように大きく太って、転がれるのではないかと思ったものです。ある年齢をすぎると、少女の頃の面影は雲散霧消。かつてを知る男性としては、すごく落胆したものでした。
 しかし、今の欧州の女性は、スリムなままに大人になるようです。彼女たちがランチにケバブやサンドイッチを食べているのを見ました。一見して、B級グルメ。しかし、サイズはジャンボですが、野菜たっぷりの食事です。カロリーは低そう。これだと、確かに太らないです。

 スーパーのREWEで買い物をしました。PBでもBIOは標準です。ja!というREWEのブランドでは、卵は基本オーガニックです。その他ブランドもBIOばかりでした。野菜コーナーもチェックしてみました。値段は、慣行品の約2倍です。
 そういえば、ジャガイモの類があまり置かれてなかった。ホテルの食事も、ジャガイモとソーセージは品揃えが薄く、これがドイツ?と目を疑うばかりです。しかも、REWEでは、ジャガイモも玉ねぎもサイズが揃っていない袋入り。わざわざ、選別がされていないものを販売しているようです。
 どうせ調理をするのだから、選別は不要ですよね。考えてみると、サイズなど揃える必要もないのです。売る側の都合です。

 話は変わりますが、昨夜は、ベルリンフィルを聴きに行きました。演奏は夜8時のスタート。ホテルのコンシェルジュに頼んで、一番良い席を予約してもらいました。演目は、ドビッシーとラベル。61ユーロでした。
 お客さんは、身なりの良い老人会のような感じです。聴衆は約3千人。すごい客席数ですが、ほぼ満席。きちんとした服装の人たちばかりですが、ネクタイをした人はほとんどおらず。
 若い人はカジュアルな服装のまま。ジーンズもオーケーにはびっくり。クラシックの聴き方も変わりかけてるようです。そうでもしないと、音楽会を支えてくれている老人たちが去った後、ベルリンフィルとて経営が厳しくなるのでしょうね。

 昨夜は、大会のエントリーに行ってきました。スタートはGブロック。4時間15分の目標タイムで振り分けられてましたが、後ろから二番目のブロックです。BMWがメインのスポンサーです。だから、大会はBMWベルリンマラソンというレース名になってました
 午前中は、ベルリンマラソンのゴール地点にあるブランデンブルグ門まで練習を兼ねた軽いジョグをしました。三日前なのですが、所々もう準備が始まって、通行止めの場所もあります。
 ベルリンのど真ん中にある森の中を抜けて、スタート近くまで行ってきました。昼間も気温13度で爽やかです。たくさんのランナーが練習を兼ねて、森の中を走ってました。国籍もバラバラ。

 本日は、午後から天気が崩れるとの予報。早めに市内観光を兼ねた下見をしてきます。明日は、6時の起床で、スタート地点までは歩いていくようです。
 東京マラソンと同じ方式で、リストバンドは装着したまま。IDの確認とテロ対策なのでしょうね。東京もそうでしたが、セキュリティには気を使ってるようです。
 明日は、曇りのようです。雨が降らないと良いですが。スタートの9時の気温はたぶん13度前後。コースもフラットで走りやすそうです。
 ベルリンマラソンの女子の大会記録は、2009年の野口みづき。あの記録は、未だに破られていないようです。その前が高橋尚子でした。
 私は、まあ怪我をしないよう、適当に完走を目指し適当に走ります。練習時間を秤にかけると、ゴールタイムは4時間40分くらいかな。