アース ミュージック&エコロジーを運営するクロスカンパニー(本社:岡山、石川康晴社長)の記事(6月12日)へアクセスが異常に増えている。しかも、「株価」とかのキーワードで検索がされているのが、気持ちが悪い。リンク先もいつもの場所とは異なっている。
昨日は、アクセス数(2280)の約半分のシェア(980件)を占めていた。本日も午前中は、半分が「クロスカンパニー」へのアクセスである。アクセスはもともとが多い記事なのだが(3ヶ月のトータルでトップ、1884件)、ときどき急にスパイクが立つ傾向がある。
データ分析が好きな人間にとって、スパイク(急にアクセスが増える)を見ると、リンク先を検索したくなってしまう。クロスカンパニー本社というよりも、業界アナリストなどが、株価がらみでチェックしているのだろうと思う。、
学生たちの「フィールドワーク」(今週の水曜日、2月9日)で、おもしろい調査結果が出ていた。女性向けのカジュアル衣料品チェーン店(8ブランド:ハニーズ、ポイント、クロス、しまむら、ユニクロ、GAPなど)の購買データを、学生たちが比較していた。
学生たちの分析によると、消費者からの評価では、ハニーズとしまむらが「価格満足度」で際立っていた。逆に、その他の評価点(デザイン、品質など)が、両社ともマイナスだった。一部の消費者は、あきらかに重複している。
それに対して、ポイント(ローリーズファーム)とクロスカンパニー(アース)は、価格はやや割高だが、デザイン、品質、流行の取り入れ方、サービスや接客などで、かなりの高得点を獲得している。
企業イメージを表すレーダーチャートをみると、両社は瓜二つであった。明らかに競合しているのである(「ポイントの減収・減益を説明したブログを参照のこと)。
研究班の報告を読む限りでは、ハニーズブランドの問題点(デザインと接客とオペレーション)を、クロスカンパニーは、完全に克服していた。石川さんは、若い社長さんである(ようやく40歳に到達?) 学習意欲と向上心、仕事への熱意、先見性があるひとのように見える。
実際に会ってみて、経営者としてのカリスマ性も十分にあると感じた。何度となく成長のふちで沈んでいった若手経営者としての危うさもあるにはあるが、基本的なところでは、将来が相当に期待できる企業家のひとりである。世間から注目度が高い要因なのだろうか?