台湾便り#3: フラワーバレンタイン参加企業が、続々に

 台湾にいる間にも、CCメールで、フラワーバレンタイン推進委員会か経過報告が届いてくる。続々と参加希望企業が増えている。某大手GMS、某大手通販会社、某中堅食品スーパー、某大手ホームセンタなど。日本中の小売業が、この運動に参加しそうな気配である。


さて、台湾報告である。
 本日の朝は、台北の花市場を訪問した。セリは朝3時からで、われわれが行った時間(9時)には、すでにセリは終わっていた。日持ち試験室と仲卸の売り場を見学した。買参人は、500人(切り花300人、鉢物200人)。株式会社形態なので、出荷者は、登録で3000農家である。

 台北の花市場は、台湾全体の取引額の半分を占める。切り花の取引が約48億元(150億円)。鉢物はその10分の1である。
 台北以外に、台中、台南、高雄など、5か所に花の市場がある。台北の市場は、切り花中心で、輸入が3%、輸出が30%である。日本へは、オンシジウムやトルコキキョウンなどが輸出されている。最大の顧客のようだ。逆に、年の暮れには、大阪(つるみ)から松が輸入されているそうだ。鶴見市場と姉妹提携している。
 かつての菊は激減しているらしい。また、ご存じのように、市場を経由しないランの苗の輸出が盛んである。実は、台湾と日本は、花でも深いつながりがある。
 市場価格は、ガーベラ、カーネーション、ひまわりが1本15円、スプレイ菊とトルコが20円、バラが30円、ユリ(カサブランカ)が150円である。安い。パテントを支払っているかどうかは?

 品質は、そこそこだが、値段相当である。日持ち試験の結果は、政府が発表している。
 バケット(プロコナ)のタイプが、流通している。洗浄や鮮度保持がきちんとやられているかどうかは?であった。
 これから、広東料理である。四川料理に続く。ちょっと太り気味。飲みすぎも、やばい。