おはようございます。本日から3日間、東京を離れます。河口湖での夏合宿とヤオコーすだちプロモーション@桐生、太田(群馬県)の実施のためです。小川ゼミの女子学生たち4人を、エディックスに乗せて、北関東から河口湖まで縦横断します。
昨日は、「OMR」(オーガニック・マーケティング・リサーチ)の打ち上げでした。銀座の蕎麦屋さん「東風庵」(こちあん)で、大勢の関係者とレポートの完成を喜びました。
元院生の堀君と内記(ないき)くんも、参加してくれました。有機農業の関係者(サントリー、ぐるなび、電通、片岡物産など)に、紹介したかったからです。
余談ですが、堀くんたちと、ナイキくんが農業を始めようとしている宮古島に、近々、遊びに行くことを考えています。ユニマットの社長が掘り当てた「軌跡の泉」(温泉)に入るためです。魚がおいしいらしい、です。また、遊び心が刺激されます、、、
さて、調査レポートは、一部、5万円です。価格は安くないですが、充分に読む価値はあります。日本のオーガニック市場に関する貴重な資料です。来年に掛けて、IFOAMを通じて、英語にも翻訳される予定です。
報告書の要約は、すでに、小川もHPで紹介されています。過去ログを検索して、内容をごらんください。レポートが必要なかたは、小川まで連絡をください。
わたしの主張は、有機食品普及のボトルネックは二点です。
オーガニックの普及のネックは、川上の生産の問題でも、川下の消費の問題でもない。中間の流通加工に問題がある、というものです。解決方法は、(1)「MWO」(Made With Organic)の認証基準(70%オーガニックの認定)の制度導入と、(2)オーガニック食品加工産業の育成とそのための技術開発、に焦点をあてることです。
二点に、業界挙げて取り組もう!それだけの単純な主張です。これは、いままでも花の業界で行ってきたことです。あとは、(3)メディアを通してのジョイントプロモーション、も必要ですね。
今後は、二年間をかけて実施されたOMRの主張は、「オーガニックマーケティング協議会」に引き継がれます。徳江さん、西郷さん、山口さん、郡山さん、ご苦労様でした。わたしもけっこう協力できたような気がします。
今週末は、「バイオファ」ですね。オーガニックの関係者の方たちが、展示会に集合しますね。徳江さんがまた、プロモーションの用紙を会場で配っているようです。会場でお目にかかるひともいるかも。
それでは、わたしはめずらしく、HPでの掲載をしばらく休みします。桐生から河口湖に回ります。来週の火曜日まで。文章のアップは、休止です。