朝起きて、午前7時に検温実施。2月24日から始めた検温データの送信を終えた。体温は36.0℃。午前10時に、指示通りに検体番号を登録。唾液を採取して、PCR検査用のプラスティックバッグに収納。12時20分に東京ビッグサイト駅に到着。12時30分前に、予約していたエントリーブースに並んだ。
会場のブースで受け取ったゼッケンは、一般男子「18861」。今回は、予想タイムを5時間半で申告していた。後ろのGブロックからのスタートになっている。天気予報では、フルマラソンのスタート時刻(3月6日9時10分)の天気は、晴れ。降水確率10%。絶好のコンディションでレースに臨めそうだ。
会場では、早速、微妙に変更になったコースを点検した。30KM過ぎで品川往復の国道1号線の直線が、2KMほど短くなっていた。その分、水道橋から上野広小路まで往復5KMの新しいコースが付け加わった。こちらのほうが走りやすいだろう。品川からの帰路はしんどかった。田町往復なら気分的には楽になる。
今回は、足の調子が完ぺきではないが、腰の痛みは引いている。直近の3週間前、神戸バレンタインラブランのハーフは、タイムが2時間17分。その前週の大阪城址公園のハーフは中止になった。30KMを走れていないから、今回の東京は途中で休まずに完走するのは無理だろう。
関門が心配だったが、東京駅前のゴールがスタートから7時間後だった。これならば、完歩はできそうだ。関門を考えて走るのは、2時間縛りの網走ハーフ以来だ。
それにしても、東京マラソンを開催できてよかったと思っている。ひとりの熱心なランナーとして、コロナ禍でレース中止や延期はストレスフルな出来事だった。私と同様にこの2年間は、練習が思うようにできなかったランナーが多いのではなかろうか。
また、マラソン大会を運営している会社(アールビーズ)の社外取締役を拝命してから、これで4年目に入る。就任の直後に、コロナで大会運営から得られる収益が半分以下に落ち込んだ。会社はいまも経営的に苦しい状況にある。イベント運営会社の経営はどこでも苦しいだろう。
アールビーズは、東京マラソンのタイム計測など、裏方の仕事に貢献している。東京の開催を契機に、全国のマラソン大会が復活するだろう。わたしにとって、3年ぶりで東京を走る感慨に浸れるだけではない。ランナーたちの走る機会の喪失が終わり、これが活気あるランニング大会の復活に続いていく過程の始まりになる。
ところで、今回の東京マラソン2021の予想タイムを推測してみる。2019年の東京マラソンは、4時間40分だった。右側が2019年の「実際の5KMラップタイム」である。
<距離><実ラップ> (地点)
5km 31:48 (法政大学前)
10km 32:21 (日本橋三越前)
15km 32:15 (浅草、雷門前)
20km 32:25 (門前仲町付近)
25km 32:40 (往復して両国)
30km 32:25 (日本橋近辺)
35km 34:01 (品川駅折り返し)
40km 36:10 (皇居への石畳)
42km 16:24 (皇居前広場)
2019の予想ゴールタイムは4時間40分で、実際のネットタイムは、4時間40分29秒でした。
コースが変更になっているので、通過場所が変更になる。2019年のデータを参考に、東京2021の5Kmごとのラップと通過予想時間を推計してみた。エリートランナーのスタートは、9時10分で、わたしたちGブロックにいる選手のスタート地点通過時刻は、推定で9時25分ごろになる。
ここに、5Kmごとの予想ラップタイムを重ね合わせると、
<距離><予想ラップ> (地点)<通過予想時刻>
5km 34:00 (法政大学前) 9:59
10km 35:00 (上野広小路) 10:34
15km 36:00 (日本橋三越) 11:10
20km 37:00 (蔵前橋往路) 11:47
25km 38:00 (新大橋往路) 12:25
30km 40:00 (茅復路復路) 13:05
35km 42:00 (新橋駅往路) 13:47
40km 45:00 (新橋駅復路) 14:27
42km 18:00 (皇居前広場) 14:45
東京2021の予想ゴールタイムは、5時間25分となる。実は、5時間27分は、25年間に初めてフルマラソンを走った、jホノルルマラソンのゴールタイムである。今回は、初マラソンのタイムを目標に設定した。今回が48回目の完走になる。1度は、タイムアウト(河口湖マラソン、5時間で40KM地点でタイムアウト)、1度は途中棄権(千歳国際マラソン、猛暑で30KM地点で途中リタイア)である。
さて、今回の東京2021は、スタート時の気温10℃。マラソンには最適な天候条件が予想されている。日本記録が出るのではないかと言われている。