10日ほどまえに(11月3日)、リサーチアシスタントの青木さんからメールが届いた。JFMAの仕事で関西に滞在していたが、その帰りに、阿波座のビオラル(ライフのナチュラル&オーガニック業態)に寄ったとのこと。事前に連絡はあったが、その報告である。少しずつビオラㇽが進化している様子が伝わってくる。
<コメント>
本人から許可を得て、一部編集して本ブログに転載する。
変化のポイントは、
1 ナチュラル&オーガニックのコンセプトの強化
2 グルテンフリーなどのコーナー展開の始まり
3 総菜部門(店内加工)の変化(やや圧縮、ローカル対応?)
4 ライフ本体とのPB商品などの連携強化
5 客層は変わらないながらも、MDに変化の兆しが
などである。
私自身はしばらく見ていない。麻布十番のビオセボンと同様に、そろそろ再度の訪問のタイミングか。今度、大阪に行ったときに、ご本人(店長に異動)に話を伺いにいかなければと思う。
青木さん、いつもながら丁寧なリサーチ、ご苦労さんでした。
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小川先生
11月2日、午後6時ごろ~30分くらい、ビオラルに行ってきました。
連休前の、晴れた温暖な日の夕方ということもあってか、2回目に行った時と比べて、ちょっとよくなったように見えました。
30~40代の女性が多く、男性も一人でくるシニアとサラリーマンが、2割くらい。共進牧場の牛乳に豆乳ヨーグルトとか、特定アイテムまとめ買いの人もいます。
ただ、ご褒美女子(に当たるペルソナ)とか、いいものが好きなミドルとか、ビオラルのペルソナにはまるような人はあまりいなかったように思います。ふつうの東京のスーパーと比べて、あれっというくらい、女性が多い感じ。
籠を見ても、買 っているアイテムは、2,3個から、6~7点くらい、あまり多くないです。野菜は有機もやしを買う人が多い。
全般に野菜はあまり買われていないように見えるのですが、品ぞろえはそのまま。売り場は、大きな変更はありません。
入口は、最初に行った時と同じくらいの量の有機と、和歌山の産直野菜。
久松さんのところからも仕入れていました。(*注:「久松さん」とは、茨城県土浦市の有機野菜生産者)
花が少し増えたような気はします。
惣菜は、やや普通のライフっぽくなり、微妙に減っています。バイキングの惣菜がなくなって、スコップで取る紙皿入りの固定メニュー(198円)のイタリアたこ焼きやオーガニックサツマイモのテンプラなどに代わっていました。
それから、味千とか、通販のブラン ドが結構入っています。
後は、和歌山野菜とヨーグルトのコーナーの横に、グルテンフリーのコーナーができていました。カレールーとか、大豆たんぱく代替品、カテゴリーによっては、かなりまとめて植物性の品ぞろえをされていました。アイスクリームも一部。
通路のコーナーは、以前同様、オーガニックで固め、パスタは、全段アルチェネロブランドになっていました。
目立たない変化ですが、よくみると、ライフ本体のナチュラルPBが微妙に増えているように思います。
特に、あまり加工度の高くない調味料や基礎的食材(ケチャップ、ごま、干し大根、みそなど)で、ライフPBのオーガニック認証品がさりげなく入っています 。青ローソンにナチュラルローソンのPBが入っているようなイメージで、ちょっとずつ。ここが、経営上、いちばん大きな変化のような…
頑張っておられます。
青木
追伸:
チラシを見ると月間イベントがぎっしり書き込まれていました。
11月は、8,9日はオーガニックの日で、有機食品のお買い得デー、その他ほぼ隔週で、酵素ジュースのワークショップがあり、月末の金曜日の晩は、2階のイートインスペースが、「ビオラルバル」に変身。その他、神社でのイベントへの出店などなど、独自のイベントも目白押し。ビオラルのコンセプトは、オーガニック、ヘルシー、ローカルの3つが柱になっていますが、そのコンセプトに忠実に、ストレートに日々活動されている様子が、チラシからも伝わってきました。