マーケティング論の講義は、来週の7月15日と補講日の22日を残すだけになった。学部時代から法政大学で教えて46年。マーケティング論は、7月22日が最終講義になる。後期(11月~12月)にはイノベーター育成セミナーが残っているが、わたしの仕事は主として招待講師のコーディネータ役である。大学でのレクチャーはあと2回を残すだけになった。
来週から、4度目の緊急事態宣言が発令される。大学の授業運営は、原則としてオンラインに切り替わるものとばかり思っていた。しかし、今朝方、大学院の事務からメールで連絡があり、大学院の授業は<レベル1>を継続することになった。つまり対面授業が主で運営される(*以下に、大学事務局からのメールをコピペする)。
昨日は、授業の終わりに、この先は<レベル2>に切り替わるだろうから、わたしの授業はリモートになると予想しておいた。いい意味で予想は裏切られた。大学教員として最後の授業は、最後までの2週間を対面で実施できることなった。
リモートでは、授業の熱が伝えにくい。リアリティのある講義は、対面でないと実現できない。神様は、わたしと生徒を見放さなかった。最後の二回は、学生たちも心して聴講すること。そして、テーマ討議のグループ・プレゼンをしっかりと。今年は学生が優秀で、これまで2回の発表はとてもレベルが高かった。
来週のテーマ討議は、「ハイファイブサラダ:アジアでNO.1のサラダ専門店をめざして」である。皆さんの発表を聞いてコメントをするために、水野社長も教室まで来てくださることになっている。「リモートからリアルに変わりました。大学院301教室に10時半までいらしてください」とメールをしたところ、「承知しました。対面嬉しいです」と返事が返ってきた。
引き続き良好な提案のプレゼンを期待します。今年は、例年に比べて、絶対的な成績評価スコアが上振れしそうだ。
<今朝の事務からのメール>
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※春学期・春学期後半の先生方へお送りしております。
春学期授業担当教員 各位
お世話になっております。IM研究科事務局です。
7/12(月)より東京都は緊急事態宣言下となりますが,春学期も残りわずかなことから,大学全体の方針として授業実施方針はレベル1(※)から変更されないこととなりました。<現時点から変更なし>
(※)感染防止に注意しながら、対面授業を実施する。オンライン授業を積極的に利用する。
なお対面授業でも,オンラインでしか参加できない学⽣へZoom配信を⾏う等,必ず同時対応をお願いいたします。
また,先生のご判断で全面オンライン授業としても差し支えありません。
学生には「緊急事態宣言=全面オンライン授業」と捉えている学生も少なくありませんので,混乱を避けるため,7/12(月)~7/20(火)の授業実施形態について,必ず「学習支援システム(Hoppii)」にて通知するようお願い致します。
以上,どうぞよろしくお願いいたします。