いまから重役出勤になります。なぜ重役たちは遅い時間に会社に出てくるのかが、最近になってようやくわかってきました。宴会が続くからですね。年寄りなのに、なんで早く起きないのかと思ってましたが。
さて、今日は、桃の節句、ひなまつり。ボアソナードタワーのスカイホールで、大学院IM研究科の最優秀プロジェクト選考会があります。先月末に、学生のプロジェクトが10人までに絞られました。予選を勝ち抜いた40分の10人たちです。わたしの指導した二人の学生たちが、優勝の最有力候補です。下馬評では、そうらしいです。わたしもそう思います。二回、プレゼンの練習をしてました。
ひとりは、ANAの元CAの斎藤さん。CAを4年、その後、主婦歴8年の女性です。元スッチーだけあって、背が高くて美人です。本人もこのblogをたぶん読みますからね(笑)。大学院を卒業した後、小学校の受験スクール「AAO」(エーエーオー)を起業します。
もうひとりは、DNP(大日本印刷)から企業派遣でIM研究科を選んでくれた森本くん。彼は、自分が発表するプロジェクトをもって、新年度からは、社内新規事業をはじめます。提案しているのは、Green1(グリーンワン)という、緑のQRコードを使った環境ビジネスです。雑誌に印刷された緑のQRコードを携帯電話でスキャンして、アンケートに答える。そのデータが、カーボンオフセットされるというアイデアです。
ふたりとも、気合いが入ってます。優勝賞金の50万円がかかってますから。次点の銀メダルでも30万円(2人)、銅メダルでも20万円(3人)です。優秀賞の指導者におすそ分けはありません!はい、これまでも一度も(笑)。
5年間で2人、わたしの院生が金メダルを獲得しています。確率が高いのです。半分はなんらかの賞をもらっています。3年前には、金銀銅を独占した年もありました。学部のゼミ生も、ペーパーテストはいまいちですが、実践になるとわがゼミ生たちは、圧倒的に力を発揮します。指導する教師とおなじです。(笑)
夕方からは、表彰式と懇親会です。客員教授の先生たちか、年に一回、集まってくださいます。ユニクロの柳井会長、ブックオフの坂本社長(当時)、ロックフィールドの岩田社長、西友の木内社長(当時)が一緒に審査してきれた年がありましたね。豪華な審査委員席でした。
さて、今年の最優秀プロジェクトは、誰のもとに。