台風が接近していた8日の夕方、洞戸走友会のメンバー5人と岐阜まで走ってきました。台風10号が中部地方に接近したので、わたしは何度も「本当に走るのですか?」と桑原さん(法政大卒・走友会会長)に携帯電話で確かめました。
「毎週金曜、年に50回は走ってますから。正月でも雪が降っても行きます」と素っ気ない返事でした。6時半に村役場の前に行くと、マイクロバスが一台(運転手)と3人(林兄弟と桑原さん)が待っていました。「はい、これ!」と蛍光塗料が塗ってあるタスキを手渡されました。日が短くなってうす暗いので、すれ違う車にランナーの存在を知らせるためです。走友会が出来てから20年間で、一回も事故に巻き込まれてけが人を出したことはないのが自慢だそうです。
通常のコースは、村役場から岐阜市高富(中華料理屋)まで18キロを走ることになっています。この日は、台風による大雨の心配があったことと、わたしが初めての参加だったので、短縮の12キロにオマケしてくれました。最初の6キロは緩やかな登り、残りの6キロは激しい下りでした。小さなアップ・ダウンがあります。
最初はペースがゆったりだったので(5分/キロ)、そんなものかなと高くをくくっていましたら、下りから急にペースがあがりはじめました。最後の1キロはレースの感じになりました。登り境の途中で佐藤さんが反対方面から走ってきて合流、走者は5人になりました。美山をすぎた峠にある「自販機広場」のところでゴールイン。わたしは56分22秒で、最終ランナーになりました。要するに、どん尻です。台風が到来する前なので、湿度が高く、皆さん汗だくです。
真っ暗になった道路端で各自が替えた後、岐阜市内の中華料理店屋までバンに乗せられました。歓迎の席で聞いてびっくり。私以外の4人は、すべてサブスリーランナーばかりでした。つまり、一度はフルマラソンを2時間以内で走ったことのあるひとたちばかり。ちなみに、わたしの最高タイムは、昨年の福地山マラソン4時間9分9秒です。武儀郡(むぎぐん)の駅伝大会では、このメンバーで26連勝しているそうです。そのことを知っていたら、最初から洞戸走友会の「金曜夕方ラン」には参加しなかったかもしれません。
今朝(11日)は豪雨で走れませんでしたが、昨日の朝は、桑原さんがいつも走っている11キロコースをご一緒しました。船戸先生のご実家のまわりを一周するコースです。タイムは57分11秒。明日は5時起きです。少し長めの16キロコースだそうです。このままいくと、これまで走ったことがない月間200キロを達成しそうです。これまでは、夏の期間は、走るのはお休みにしていたのですが。