完走タイムは、1時間57分27秒。8年前(2009年)は、1時間43分台で走れていたから、ずいぶんと遅くなったものだ。それでも、二時間がかろうじて切れている。一昨日は、房総でいすみ鉄道に乗って、近くの農家さんで菜の花を摘んだ後、ルートインがある足利まで車で4時間。
湾岸道路から東北自動車へ乗り継ぐも、道々、高速道路が渋滞のため、ホテル到着は夜の9時過ぎに。翌日は朝9時にハーフマラソンがスタートするのに、夕食は9時半過ぎになってしまった。
それでも、フロントの女性から、「美味しい居酒屋があります」と勧められ、足利駅前の「一蔵」へ。前日はお酒を抜いていたので、つい気が緩んでしまったらしい。生ビールに始まり、地元の日本酒で「姿」を一合。つまみは、海鮮サラダ、コロッケ、いわしのなめろう。あとは、角ハイボールを二杯まで一気に。
わずか1時間半の夕食。ほろ酔い機嫌で、歩いて2分のところにあるホテルに帰還。ところが、部屋に入ろうとして、ない!のです。ルームキーが見当たらない。ジーンズのポケットを探っても、コートのポケットにもどこにも、ルームキーは見つからず。
やはり罰金か? フロントの男性からは、「3000円の補償金をいただきます」と宣告されました。しかたなく、財布から3千円をフロントにおいて、その男性に連れ添ってもらい604号室に。
シャワーも浴びている時間などはない。ベッドから友人の何人かに、オーガニックトレイン企画の報告をメールでして沈没。就寝時間は推定12時ごろ。よく覚えていない。
翌朝は、桐生市堀マラソンを走るため、足利から20分先の桐生まで車を運転せねばならない。朝6時に起き上って、シャワーを浴びる。部屋でランニング姿に着替えてから、一階まで降りてホテル併設のレストランへ。7時ごろには、簡単に食事を終える。
予想外に美味しい食事だった。足利は、「ソースかつ丼」の発祥の地だけあって、飯がうまい! 気分が上がったところで、カバンをもってフロントへ。精算してもらおうと声をかけたら、昨日とは違うフロントの男性が、笑顔でわたしをお出迎えしてくれる。
なんか雰囲気がちがう。そのフロントマンは、「お部屋のキー、先ほど、地元の女子高生が届けてくださいましたよ」とにこやかに。どうやら、行きか帰り路で、ルームキーを道端に落としてきたらしい。女子高生に感謝!
ともかく、気持ちよく堀マラソンを走れたのは、ルームキーをホテルまで届けて女子高生のおかげだったかもしれない。タイムはたいしてよくはないが、後半を崩れることなく完走できた。これで、10年連続出場をしている東京マラソンの調整が完了。
夕方4時からは、スポーツジムで、山縣先生に一時間たっぷりとマッサージをしていただいた。坐骨がやられているらしいが、なんとかはなるだろう。