4年ぶりで故郷・秋田に帰る

 今日、8月11日は母親(小川ワカさん)の誕生日だ。2019年4月1日(エイプリルフールの朝)に、母は実家の失火で亡くなっている。どうにか葬儀はできたが、コロナのおかげで三回忌も納骨もやれていない。致し方のないことだが、4年が経過している。世間の雰囲気も変わって、田舎でも都会の人間を受け入れてくれるようになった。信じがたいことだが、瞬く間に時間は過ぎていく。

 

 本日、神戸から孫たちがやってくる。同居の津田沼組も、夜には保養所から戻ってくる。久しぶりで、3家族が一緒に過ごす夏休みになる。実際は、今年の正月も5月の連休でも、神戸組は短期で高砂に滞在してはいる。ところが、皆のうち3人がコロナに罹患して、孫たち同志はほとんど一緒に遊べなかった。

 そんなわけで、今回は2年越しのリベンジ夏休みになる。わたしは、誰かが風邪を引くとか、ケガをするとかが心配ではある。本日(11日)の午後になるが、長男の由くんが、紗楽さんと諒くんを連れて、新幹線で高砂にやってくる。明日(12日)、神戸組は白井の旧宅に泊まることになっているらしい。

 まさえさんが恐怖を感じて、高砂に引っ越すきっかけになったクマネズミさんがまだいるかもしれない。わたしが在宅なら、孫たちと肝試し(夜中に裏のお墓まで懐中電灯を持って行く)をしてみたいと思っている。もっとも、夜中の肝試しのプランは評判がイマイチである。実施できるのは、孫たちが大きくなってからだろう。

 

 さて、わんすけ先生は、明日(8月12日)から14日まで秋田に帰省になる。東雲羊羹の事業継承プロジェクトが進展していれば、前日から能代に入るつもりでいた。しかし、熊谷長栄堂の鈴木店主とはまだコンタクトが取れていない。

 8月26日に、リベンジの「大曲の花火大会」(昨年は、大雨でびしょ濡れ)があるので、そこに期待して、明日は能代には寄らないことになりそうだ。今回の目的は、「秋田森のテラス」(造園家の山田茂雄さん・雄太郎さん親子が経営)に滞在することだ。最後に、森のテラスに泊まったのが、スマホのカレンダーの記録を見ると、2015年7月である。

 ワカさんが存命のときで、森のテラスの「蔵」で次男の真継と一緒の写真がスマホに残っていた。本日(8月11日)がワカさんの誕生日だということも不思議な一致である。10月発売の私小説に、この日(ワカさんの誕生日)が登場している(第6章1節)。偶然なのだが、8月11日は、徳永三貴ちゃん(100円パンの徳永奈美さんの長女)の2番目のお子供さんが生まれた日である。

 

 明日の予定は、朝のこまち号で秋田まで移動になる。レンタカーを借りて、三種町経由で翌日に北秋田市(桂瀬)の「森のテラス」に行く。8年ぶりのビオトープと裏山の写真、雄太郎さんご家族との再会を、インスタグラムにアップすることなるだろう。

 新しくステーキハウス(赤肉を食べさせる!)と宿泊施設(とまり)ができたらしい。鉄ちゃんとしては、8年ぶりに秋田内陸縦貫鉄道にも乗りたい。国道7号線脇で、ババヘラアイスを食べるのも楽しみだ。

 14日の夕方には、こまち号で東京に戻ってくる。それまで、東京と神戸の家族が無事でいることを祈る。