花き産業の今と未来: 祭りが商談の場に変わる日を期待しながら

花のデザイン雑誌『月刊フローリスト』(誠文堂新光社)が創刊されてから、4月で20周年を迎える。実は、花の産業に関わることになって数年後に、当時編集長だった菱川元さんに頼まれて、同誌の巻頭コラム<WAVE>を執筆していた。


ペンネーム(HUKO)で書いていたので、読者は気がつかなかったはずである。94年から2年半ほどの間であった。その後は、01年から姉妹誌の『農耕と園芸』に、<JFMA通信>というコラムをこちらは実名で書かせてもらっている。
 2004年5月号に、「花産業の過去と未来を展望する」という巻頭エッセイを頼まれた。少し早いが、本HPの読者には、<リサーチ&レポート>で4週間早めて内容を紹介する。ごらんいただきたい。思えば、15年でずいぶんと遠くまできたものである。産業の研究者から始まり、セミナーのコーディネーター(プロモーター)、今ではほぼ実務家になってきている。