スヌーピーのマグカップのことをHP(1月9日)に書いたところ、数名の方からカップの持ち手について、アンケート調査に返答をいただいた。回答者全員が「右利き」であった。仮説検証のためには、「左利き」の方のサンプルも欲しかったのだが・・・(笑い)。
アンケートの結果、カップを持つ手は半分が右手、残り半分は左手だった。そして、おまけカップの絵柄は、ひとつの例外もなく、(カップを上から見て)取っ手の右側についていた。
調査は一応の結論を見たのだが、カップを右手で持つかどうかについて、追加の仮説を提示してくれた同僚がいた。経営学部の竹内淑恵先生である。彼女の懇願を無視して、またしてもHPに書いてしまう。
竹内先生曰く。「自分は不器用なので、そもそも左手でモノをもつことができない。仕事をしながら、左手を思い通りには操作できないからです!」。そういえば、ふたつのことを同時にできない人が世の中には結構たくさんいるようだ。わたしは、聖徳太子タイプである。仕事の並行処理をむしろ楽しんでいる。マグカップは、右手持ちでも左手持ちでもいっこうにかまわない。ふだんは右手を使っているので、ふさがっていない左手がカップの持ち手になる。
カップを右手に持つか左手に持つかは、そのひとが器用かどうか、つまりは、「パラレル・コンピューティング」(同時並行処理)ができるかどうにかかっているように思う。これを「不器用(ぶきっちょ)仮説」と呼ぶことにする。回答をいただいたサンプル構成からすると、持ち手は右左半分ずつだったから、器用・不器用の分布はおよそ半々と言うことになる。
追加の説明要因としては、利き目(私は右目)がどちらか?子供のころの経験(男の子であれば野球の打席位置:右投げ右打ち、女の子であればピアノのレッスン経験:わたしもピアノは弾けた!)などが、カップの持ち手を決めると考えられる。しかしながら、PCのマウスを左手で自由自在に操れるほどわたしは器用ではない。程度問題なのかも?