中間法人のJFMA(日本フローラルマーケティング協会)として活動がはじまりました。3月31日までは現在の任意団体(JFMA)が存続しますが、実質的には昨日をもって新体制に切り替わりました。
JFMAが法人格を持ったことで、MPS・フロリマーク等(環境認証)のしごとが楽になりました。わたしは今後、個人保証で”はんこ”をつくリスクがなくなりました。文字通り、有限責任になりました。
MPS・ジャパンなど、新会社を作ることがJFMA理事会で昨日承認されました。今後はますます、わたしたちの社会的な責任が大きくなります。
さっそく、本日から長崎の生産者全国大会(ハウステンボス)まで講演にでかけます。参加者は1300人だそうです。わたしが招待された講演では、過去最大の人数です。海外(オランダ)では、聴衆500人というのがありました。
比較対象数字です。2006年春の法政大学文学部・英文学科の応募者が約1170人だったそうです。ある職員の方が、「先生、けっこうたいへんな人数でしたよ」と言っていました。場所がいいということもあると思います。が、それ以上ということになります。講演者としてではなく、業界の責任者として、思い責務を感じます。なので、とても緊張します。
講演内容は、以下の通りです。わたしとしてはめずらしく、パワーポイントを作り替えました(一週間前に1200人と聞いたので・・・)。
・誰のために花を作るのか?
消費者のため、社会のため(環境)、そして自分たちのため。
・いまわたしたちが、具体的にできることは・・・・なんだろうか?
科学的にマーケティングすると言うことの意味。
社会的な責任を果たすことと有利栽培は矛盾しない。
その方法はまちがいなくある!ただし、協力関係が必要。
・MPSや花のブランド化がなんのために必要なのか?
国際競争、農業経営の近代化、環境保全のため
・今日ではなくて、明日に向けて投資することを考える
事例:米国自動車産業がなぜいま凋落しているのか?
事例を交えて、なるべく具体的にやさしく話します。