翻訳『マーケティング入門』で出会った、ドーナッツチェーンが日本で話題になっている。クリスピー!ドーナッツ。米国生まれのチェーンである。
昨年度に既に作成したおいた設題がKDだった。皆さんにも紹介することにする。2008年・通信教育商業論「設題総覧」から抜粋する。地方のかたは申し訳ない。クリスピーの会社HP(下に掲載)をご覧下さい。
<レポート出題>
第一回
商品分類する特性として、「探索特性(search characteristics)」「経験特性(experience characteristics)」「信用特性(credence characteristics)」が知られている。それぞれを解説せよ。また、教科書とは別の例を用いて、「図10.2 製品評価の連続性」(201頁)のような自分独自の図を作成せよ。なお、これらの分類特性が、モノ商品とサービス商品のちがいに換券していることについても言及すること。
第二回
「SPOTLIGHT 14.2」(教科書299頁)で取り上げられていた「クリスピース・クリーム社」のドーナッツが日本(新宿サザンテラス)に上陸を果たした(2007年)。同社が提供しているサービスフォーマットは、マクドナルドやトイザらスのように、日本でも成功するだろうか? 成功するとしたら、「コラム」に書いてある通りのことが実現しているからなのだろうか? それとも、日本では商売がうまく行かないとしたら、その理由はどの辺にあると予想できるだろうか?
ただし、文中には、「サービス・マーケティング」で用いられる専門用語(巻末の「用語一覧」と「索引」から選ぶこと)を、最低限5つは使用すること。なお、訪問したことのない地方のかたは、同社のホームページ(http://www.krispykreme.jp/)を参照せよ。
・特記事項 第1回のレポートに際しては、「参考資料」を読んで答えること
・参考文献 必読テキスト
フィスク他(2005)『サービス・マーケティング入門』法政大学出版局