【ご招待】日本DIY・HC協会の賀詞交換会(本日、午後15時半~)

 小売業界の団体から、パーティーなどに招待を受けることがある。しかし、仕事で関係がある業界が主催する年次総会や展示会、今回のような賀詞交歓会などには参加したことがない。ところが、である。今回だけは、新橋の第一ホテルで開催される「日本DIY・HC協会 2025年賀詞交歓会」に顔を出してみることにした。
 
 心変わりをした理由は、2000年代から今日まで、20年間ほど自筆の論考を発表してきた「DIY協会報」の担当者に、挨拶をしてみたいと思ったからだ。しばらくお会いしていないが、わたしの記事担当の丸澤さんには、JFMAの発足以来ずいぶんお世話になってきた。
 ある時から、『DIY会報』に寄稿する論考が長文になってしまった。初めの頃は2頁どり(ワード文書で2ページ程度)だったが、いつしか3ページになった。今回の2025年新春号では、なんと5頁にも及んでしまった。
 丸澤さんの寛容さに対して、いつかお礼をしなくては思っていたのだった。
  
 本日(1月31日)、新橋の「第一ホテル東京(5F ラ・ローズ)」で、協会の賀詞交歓会が開催される。出欠を確認するハガキが、昨年末に自宅に届いた。いつもなら、迷わず「欠」にチェックをして即決で、ポストに投函するところである。
 ところが、今回は机の上に、DIY協会から届いたはがきを置いておいた。わたしにしては、とてもめずらしいことだった。逡巡しながら、数日後が経過していた。とりあえず、「出席」にチェックを入れることにした。賀詞交歓会の日が来たら、そのまま欠席すればよろしい。とくに講演を依頼されているわけでも、その場で挨拶を要求されているわけでもない。
 そろそろ種々の仕事を終わらせるタイミングが来ている。法政大学を退職してから、すでに3年が経過している。公の場に出ることも少なくなった。その自覚が日を追って強くなってきている。
 たとえば、『北羽新報』(秋田県能代市の地元新聞)に、7年半に渡って寄稿してきたコラムが100回目を迎えた。こちらも、寄稿のタイミングが今月号(2025年1月末)だった。
 
 DIY協会への寄稿も、そろそろ終わりを考えるタイミングかもしれない。自分では、その頃合い合いがわからない。丸澤さんの考えを知るため、第一ホテルに顔を出してみることにしたのだった。本日は、17時半スタートで「アフターゼミ」(@神田小川町)が開催される。発表者は鈴木君だから、第一ホテルからは、17時前に途中退室になるだろう。
 物事には、すべからく終わりがある。その兆しもある。わたしの場合も、人並み外れた強烈な好奇心と、体力・気力が衰え始めている。引き際を間違えると、プライドが邪魔してみっともないことにはなる。そうはなりたくない。
 さて、どのような決着になるのか? 行ってみないとわからないが。逡巡と、そして決断がやってくるのか。少し寂しい気持ちもあるのだが。

 

コメント