【大曲の花火大会、ご報告】かみさんが急病で、大曲の花火大会は観覧できず。

 8月31日の夕刻から開催された「大曲の花火大会」は、かみさんとかみさんの友人(わさびさん)とわたしの3人で、NHKのBS1でテレビ観覧となりました。休暇村の網張温泉ホテルにチェックインしたまではよかったのですが、かみさんが急にそこで腹痛に襲われました。  
    

 冷や汗がたらたらで、立っていられない状態でした。
 本人は、「しばらく休んでから大曲に出発したい」と申し出てくれましたが、わたしがフロントに掛け合って、「いま(土曜日)すぐ、近くでかみさんを診てくれる病院はないか?」と尋ねてもらいました。運よく、急患に対応してくれる「繋温泉病院」を手配してくれました。
 そこで、腹痛のかみさんを診察してもらうことになりました。温泉からは、車を飛ばして30分少しかかりました。最初は看護師さんがひとりしかおらず、簡単な問診の後に急遽、若い研修医らしき先生が往診して下さることになりました。
 腹部のレントゲンを撮る必要もあり、レントゲン技師の先生にも、休日出勤をお願いすることになりました。とはいえ、土曜日で技師の先生は近くにはおらず、すぐにレントゲン撮影はできない状態でした。

 「(先生が到着するまで)30分ほどかかりますが、時間は大丈夫でしょうか?」とベテランの看護師さんが親切に対応してくださいました。わたしたちが、花火のために温泉宿にチェックしたことを知らされていたからでしょう。
 30分してレントゲン技師さんが到着。レントゲン撮影となりました。すでに時刻は15時半。検査が終わって異常が見つからないにしても、薬を処方したりで、花火大会の会場に向かうのは17時ごろ。そこから道路の混雑を考えると、18時50分の打ち上げ開始時刻までに会場に到着するのは困難と判断しました。
 この時点でわたしは、花火大会の観覧を諦めました。一緒の友人には申し訳なかっのですが、診察後に、休暇村網張温泉ホテルに戻ることしました。若い先生の診察後、かみさんは整腸剤と便秘用の下剤を処方してもらいましたが、このまま会場で行ってから、体調が悪化したら元も子もありません。

 結果的には、三人で網張温泉のお風呂に浸かって、(会場で食べると言って)いったんは断った夕食を復活させてもらいました(追加料金は無しでした)。部屋に戻って、NHKのBSで2時間ほど花火大会を観覧して、早めに就寝となりました。
 残念ながら、かみさんも友人のわさびさんも、楽しみにしていた初大曲花火は、来年に持ち越しになりました。その代わり、秋田ツアーの2日目は、網張温泉から十和田湖までドライブを楽しみました。奥入瀬渓流の小道を歩いて、雲井の滝でフィトンチッドとマイナスイオンを浴びたかみさんは、体調を回復する途上にあります。
 ついさきほど、東京のわが家に戻ってきました。そもそも台風10号で、秋田までたどり着けるかどうか?が問題でした。台風で大雨になりそうでした。というわけで、どちらにしても、たいへんな秋田旅行になりました。

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