一昨日に実施した簡易ネット調査「花の呼び名」について、友人や弟子たち108名に協力をお願いした。調査開始(調査票の配信)から夜12時までに、約半分の55%の方から返信をいただいた。調査のサマリーは、「JFMAニュース」(2024年7月号)に掲載されることになっている。
ところで、データを分析していて、あることが気になった。調査票の配信後、どのくらいの時間でみなさんは返信してくれていたのだろうか? 「半分が戻ってくるまでに、半日(約12時間)かかる」と予想していた。なんと、結果はほぼその通りになった。
さらに、データを細かく見ていくと、調査メールの返信には、ある傾向があることに気がついた。
配信から2時間、4時間、8時間で、一時的に返信率が落ちる(データで見るとフラットになる)時間帯があることが分かった。
アンケート調査を「猛暑の日曜日」(7月21日)に設定したのは、仕事の時間(ご迷惑の影響)を除外したかったからだった。添付のグラフ(アイキャッチ画像)の説明を簡単にする。
横軸は、メール配信から返信があるまでの時間(時:分)、縦軸は、108人中で何人が回答してくれたのかの累積比率(%)である。配信から2日後の現在時刻(7月23日、午前9時半)でも、3分に2の方からは返信がない。わたしのLINE調査は、だいたいMAXで70%である。
さて、グラフを見ると、2時間と4時間と8時間で、返信が停まる時間帯があることがわかる。累積の返信率は、1時間経過で20%、2時間経過で30%、4時間経過で45%、8時間経過で50%を超えている。しかし、2時間、4時間、8時間を経過したところで、しばらくの時間はグラフがフラットになっていることがわかる。
なぜなのか、よくわからないが、人間の意識(そろそろ返信しないとね)と行動(他の仕事を片付けてから)の社会的な習慣や規範から来ているのだろうと思う。12時間後にピタッと返信が停まっているのは、就寝の時間帯で夜中に突入しているからだ。
このような結果を得てわかるのは、例外はあるものの、人間の行動は確率的に行われているらしいこと。だから、N=100を超えれば、多少のランダム要素はあるにしろ、ほぼ法則にしたがって予想の範囲で結果を得ることができる。
これまでも、何回か「お助けネット調査」を試みてきたが、ほとんど例外はない。親愛なる友人の皆さん、個人的な調査への協力、よろしくお願いします。結果は、このようにフィードバックしますので、、、
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