【店舗訪問】ローソンSOCOLA日吉店(1月23日、午前9時20分)、まちかど厨房観察記録

ローソンの約7割の店舗では、弁当やサンドイッチなどを店内でも調理している。「まちかど厨房」を取材するため、東急東横線の日吉駅にあるSOCOLA日吉店を訪店した。グランドファンタジスタのファイナリスト(最優秀接客店員)、大林百合亜さんが勤務している店舗を、ローソンから紹介していただいた。小売業の真実を知りたければ、現場に出向いて観察するに限る。

 

 商品本部(商品サポート部長、当時)の鷲頭裕子部長が主導した「まちかど厨房」は、2012年からの10年間で、全国1万店までに拡大した。店内調理と接客システムの躍進に、わたしは「ある仮説」をもっての訪問した。

 「店内の厨房で出来立ての弁当を調理して提供する仕組みが、作業的にも顧客満足の上でも、経済的にも合理的であること」を、店舗観察から実証してみたかった。N=1(日吉店)ではあるが、結果は仮説の通りだった。

 

 調理作業とレジでの接客の様子を参与観察しながら、同時にインタビューもさせていただいた。

 関東地区でもっとも優秀なパート従業員のひとりである大林さんの作業風景は、今朝の個人インスタグラムに投稿してある(https://www.instagram.com/p/C2deJGMSNzA/?hl=en&img_index=1)。経営的な視点からの解説は、このあとでやや長めのブログ記事として報告するつもりでいる。

 結論を言えば、「まちかど厨房」の仕組み(店内調理と食材提供の混合システム)は、ローソンが目指す「マチを幸せにするコンビニのコンセプト」にピタリとあった合理的なシステムである。詳しくは、これから投稿する記事をごらんください。