グリーンローソン@豊島区北大塚、本日(1月26日午後14時)に訪問予定。

 先月の新型店舗のお披露目会には、都合で参加ができなくなった。ローソンの新しい展開「グリーンローソン」(持続可能なコンビニ)のテスト店舗へ本日、足を運ぶことになっている。場所は、豊島区の北大塚。広めの店舗で、立地は駅近である。広報部の楯部長と杉原さん、グリーンローソンの担当社員が案内してくれることになっている。

 グリーンローソンに関しては、昨年、竹増社長がメディアに向けて、アバターを活用した「仮想接客」の実験を紹介している。そのとき、発表会の会場に参列したが、竹増さんや楯さんには質問するタイミングを見つけることができなかった。本日の訪問は、その情報ギャップを埋める意味もある。
 SDGsが単なる掛け声ではなく、実際に店舗で展開できるかどうかの試金石になりそうだ。店舗名として「グリーンローソン」というネーミングは、利用者にイメージがわきやすい。ローソン本体の店舗カラーは、「ブルー」である。ナチュラルローソンが、「アースカラー」なので、SDGsの実験店が「グリーン」であることはわかりやすい。
 以下は、ローソンの広報部から事前にいただいた資料である。メディア向けに配布されてパンフレットからの抜粋になる。
 広報資料には、店舗概要とグリーンローソンの特徴が書かれている。最後に、わたしの解釈とコメント(訪店に向けての期待)を付している。

■店舗の概要
 ・店舗名および住所: ローソン北大塚一丁目店 / 東京都豊島区北大塚 1-13-4 
 ・オープン日時: 2022 年 11 月 28 日(月)13 時
 ※リニューアルオープンとなります。
 ・売場面積: 214 ㎡(約 65 坪)
 ・営業時間: 24 時間
 ・主な取り扱い商品: 冷凍弁当、おにぎり、調理パン、ベーカリー、デザート、ファストフーズ、まちかど厨房、飲料、酒類、日用品など 約 4,200 種類(11/28 現在)
 お客様・マチと一緒に創るサステナブルな店舗
 未来に向けて「グリーンローソン」 都内にオープン 
 アバター接客、弁当の冷凍販売、店内コンシェルジュ など
 
■グリーンローソンの主な特長
1.アバター活用で誰もが活躍できる人にやさしい店舗
2.“冷凍”と“オーダーを受けてから作る店内調理”で弁当廃棄ゼロを目指した地球にやさしい店舗
3.DX 活用による省人化と温かいコミュニケーションの創出
4.CO2 排出量やプラ削減で地球にやさしい店舗
 
 <小川の解釈、事前の感想>
 グリーンローソンは、4つの特徴を持っている店舗であることがわかる。
 詳しいコンセプトの解説は、不要だろう。わたしが実際に店舗を視察して、担当者にインタビューしたあとで、この欄を拡張して書くことにしたい。何事も、現場を見てからの判断になる。
 ただし、わたしが知る限り、1~3は、実験店舗の前に技術的には完成している。ここ5年ほどの間に、テストを繰り返してきたベーシックな技術とコンセプトの実現に向けて取り組みがあった。1はデジタル技術による省人化、2は「まちかど厨房」の活用、3は、セルフレジの統合的な活用、4も、実験が始まって数年になる。
 今回のグリーローソンの実験は、ピースミールの技術とアイデアを統合して、店舗システムとして実用化に向けたの取り組みである。店舗として、顧客接点の雰囲気が快いものであるかどうかが、キーであると感じている。訪問が楽しみだ。