京都・滋賀(京都嵐山、佐賀多賀町、彦根・長浜)の小旅行から

 3泊4日の小さな旅から戻りました。京都嵐山の娘の家に2泊、滋賀県多賀町の坂嵜さんの新居に一泊しました。2日目は、予定していなかった比叡山に路線バスで登り、日本一長い坂本ケーブルカーで下山しました。翌朝は、多賀大社に参拝。彦根城の天守閣に昇り、午後は長浜まで足を延ばしました。昨日、高砂に帰宅して、佐藤バイヤーを交えて出版記念パーティーを挙行しました。

 

 マラソンで遠征するときでも、せいぜいが2泊まで。通常は、3泊4日は海外旅行(アジア圏)になります。夫婦ともに定年で退職したことで、時間がたっぷりとれるためです。46年間、大学の授業やマネジメントで、楽しくもありながら、忙しく研究に追いまくられていたところから、自由になったからだと思います。

 出発前に旅程表を公開していました。実際はどうなったのかをお知らせします。

 

 以下は、関西旅行のスケジュール(旅程表)です。

 

1 10月4日:

 新幹線で品川~新大阪まで。

 インテージ西日本支社にて「CXセミナー」

 京都に戻り、娘宅泊

 

 → ほぼこの通りになりました。実は、その前の計画では、大阪のビジネスホテルに泊まる予定にしていました。

  しかし、ネットでビジネスホテルの値段を調べたところ、即座に挫折。1泊1万円台前半のホテルは、大阪市内では見つからず。

  結局は、インテージのCXセミナーが終了した8時10分後に、梅田までタクシーで行き、JRで嵐山に向かうことにしました。

 

 なお、この日は、下りの品川駅ホームで、信じられないような大ちょんぼ(粗相)をしでかしました。品川駅のホームに、予定より30分早く到着。これが悪かったようです。急いでいるときには、ほとんど忘れないものをしないのが、余裕があると危ないのです。

 駅の改札を抜けてホームに降りて、椅子に座って下りの新幹線を待っていました。3泊なので走る道具(シューズとwear)を持ってきています。リュックを背負って、キャリーケースを引きずって歩いていました。それに加えて、いつもの仕事用の吉田カバンを抱えています。

 時間に余裕ができたので、品川エキュートのロック・フィールドでお弁当を買いました。ホームの降りてから、レジ袋に入れたお弁当を、椅子の隣にある小さな板の上に置きました。いつものように、友人にLINEでメールを送っていました。そこに、定刻通りに下りの「のぞみ号」が入線してきました。

 一瞬、魔が差してしまったようです。レジ袋に入っているお弁当のことが、どこかに飛んで行ってしまっていました。いつも抱えているキャリーケースと仕事用のカバンを手にもって、12号車に乗り込みました。新幹線の予約は、次男の真継君のアドバイスで、いつも12号車窓側のE席です。そんなことは、どうでもいいことでした、、、

 

 のぞみ号が品川駅のホームから離れた瞬間、椅子の隣に置いてあったレジ袋がないことに気がつきました。お腹が空いていたので、新横浜に新幹線が停車したあとで、お弁当を食べようと思ったからです。やれやれ、新横浜のホームに到着する前のことです。「あっ、ロック・フィールドのお弁当がない!」

 即座に、3時間ほど遅れて、やはり東海道新幹線で京都にやってくるかみさんにメールしました。新横浜のホームを離れてから30分後のことです。

 なんと、かみさんが品川駅の遺失物サービスに電話を入れてくれました。忘れた場所ははっきりしていますが、失くしたものは食品です。中身がお弁当で賞味期限もあります。「安全性の問題もあるから、置き忘れた弁当類は廃棄に回されるのだろう」がわたしの推測でした。遺失物係の対応は、芳しいものではなかったようです。わたしもその時点で、弁当を取り戻せる確率は「すずめの涙」くらいのものだろうとほぼ諦めていました。

 

 ところが、かみさんの根性はちがいました。決して諦めませんでした。品川駅から午後13時台の新幹線に乗り込む直前まで、かみさんは諦めずに弁当を探してくれたようです。

 運よくですが、品川駅でJRから新幹線に乗り換える改札口の案内窓口のお姉さんが、失くした弁当のありかをかみさんに教えてくれたようです。どなたかが駅員さんに弁当を預けてくれたようで、無事に小川家にロックさんのお弁当が戻ってきました。

 わたしは、その日の夕食は、インテージさん提供のサンドイッチでした。京都の娘とかみさんが、ロックさんのお弁当を美味しく召し上がったようです。わたしは、10時過ぎに嵯峨嵐山の娘のところに到着しました。その時点でも、おかずの一部を残してくれていました。そして、生ハムとサラダの一部をいただきました。

 こんな形で、財布でもお弁当でも、わたしの場合は、失くした物が奇跡的に戻ってきます。だから、どこか気が緩んでしまうようです。いつか痛い目を見そうなのですが、いまのところは、どうやら神様がまだわたしのことを見放してはいないようです。

 

2 10月5日:

 嵐山から彦根に移動

 午前中、琵琶湖畔のどこか観光(未定)

 

 → 琵琶湖観光船に電話したところ、ネット予約のみで、しまも遊覧船の出航「2時間前」に予約必須と書いてありました。

  しかし、この情報は不正確でした。実際には、「3時間前」に予約をしないと、ネット受付はしてもらえないようです。

  そんなわけで、琵琶湖遊覧は諦めて、比叡山まで京阪バスで参拝に行くことにしました。こちらが正解だったように思います。

 

 午後15時頃、坂嵜さん宅訪問

 坂嵜宅にて夕食と宿泊

 

 → これは、予定通りに実現しました。

  この日の夕方と、翌日午前中の小旅行(多賀大社と彦根城)については、わたしのインスタをご覧ください。

 

3 10月6日:

 午前中、坂嵜さんの案内で彦根散策

 午後、京都嵐山の戻る

 夕方、おばんざいの店「いのうえ」で食事(娘と3人で)

 嵐山の娘宅泊

 

 → ほぼ予定通りでした。これから(明朝)、わがインスタにアップします。

 

4 10月7日:

 午後の新幹線で東京に戻る

 夕方から、鉄板焼きホクホク@高砂にて、

 出版記念パーティー(佐藤バイヤーなど合流)

 

 → ほぼ予定通りでした。