【ご報告】新刊本のリリース:売れ行きと読後の感想文

 小石川一輔著『わんすけ先生、消防団員になる。』が、全国発売になりました。奥付では、10月12日の発売になっています。ただし、大手書店の店頭在庫をネットから確認したところ、出版社の計画通りに、10月6日から配本が始まっていました。紀伊国屋書店やジュンク堂の店舗で、何人かの方から「本屋で入手しました!」と連絡がありました。

 

 関西旅行中に、京都で本屋の店頭で自著を探してみました。店頭には在庫が見当たらず。駅中の店舗で、書籍検索用のPCでは、「お取り寄せ」の表示が出ていました。地方とりわけ関西より西の都市では、配本が少なめのようです。

 一方で、ネットからの予約は順調だったようです。発売日の初日(10月6日)の時点で、アマゾンは欠品になっていました(お届けは、10月20日~)。楽天ブックスは、「11冊」の在庫ありになっていました。アマゾンは、その後は(10月8日)に入荷して在庫が積み増しされていたようで、「翌日配送可能」で、新しい本が入荷していました。

 店頭はわかりませんが、都内の大手書店の何店舗かでは、在庫数が「残り僅か」になっています。一店舗当たりの配本数が「2~6冊」です。すぐに在庫切れになって、お取り寄せになることはわかっていました。とはいえ、全体の刷り部数が少なめなので、致し方のないことです。

 

 30人限定で献本した方には「9月29日」に、ネットで事前予約した方には「10月6日」に本が手元に届いたようです。

 複数の方から、読後の感想文をいただいています。ありがたいことです。昨日までいただいた感想文を転載させていただきます(本人から諒解を得ていませんので、ここでは匿名で)。

 

1 花仲卸会社の社長さん

 小川先生、こんばんは。
 昨日、楽天ブックスより本が届きました。エンボス加工とパープルの本に感動です。お嬢さんのイラストもいいです。
 先程、一気に読み終わりました。
 私の知っている先生が、本の中にもしっかり居て、下町高砂の環境と人間の素晴らしさに、更に感動しました。
 山本翁に憑依された文面は、特に心地よく、小説家として立派なデビューです。皆さんに拡散しますね。
 

2 チェーン小売店の元経営者から

 ジュンク堂池袋3階新刊コーナーでゲットしましたー
 (執筆期間が)百日とはびっくり‼️
 お嬢さんのアドバイスも夢があります。
 軽妙なタッチでビール🍺呑みながら楽しんで読ませて貰いました。ブログを読み慣れていないので新鮮でした。
 生き方の幅を感じましたよ。
 ありがとうございます。

3 自動車メーカーの女性幹部社員から

 小川先生、昨日我が家に先生の本が届き、拝読しました。

 先生の目を通して高砂や葛飾の町が疑似体験できるようで存分に楽しませて頂きました。私は先生に送って頂いている写真があるので尚更です。また私も匂いでふと何気ない忘れていた瞬間が蘇る経験をしばしばするのですが、やっぱりそういうことってあるんだと大いに共感しました。

 人々と織りなすやりとりやワンスケさんの心の呟きから人とのご縁や地縁を大切にしたいなと改めて感じました。

 本当に一気に楽しく読ませていただきました。ありがとうございました。続編が期待できる予感がします!楽しみにしております。

 どうぞお身体に気をつけてお過ごしください。

4 大手新聞社子会社の社長さんから

 読了。お人柄がにじみ、ランナーが感じるように、清々しい風が心地よく吹き渡る作品でした。

 人の記憶は町の匂いを媒介にして、過去の時間に戻っていく。

 心をつかむ素敵な表現にいくつも出合い、しばし幸せなときを楽しみました。

 

 もっと長い感想文(解説)も来ています。省略します。