【柴又日誌】#119:消防操法の地区予選会は、12位に終わる。

 先月から20回ほど、消防操法の練習を続けてきた。競技に参加する選手を支援するため、夕方7時半にはポンプ小屋の前に集合した。「消防操法」とは、素早く安全に消火するために行われる、チームで放水のスピードと技能を競う競争である。葛飾区の地区予選会が、本日朝8時から新小岩公園で行われた。

 

 去年の11月からわたしが所属している本田消防署第11分団は、34人の団員から構成されている。金井進一さんをリーダーとする「寿司ダイニングすすむ」に所属する団員は、ほとんどが昨年から今年にかけて入団した新人ばかりだ。8人で構成される「すすむチーム」から、今回の操法大会には、4人が代表選手を志願した。

 わたしの消防入団もすすむさんの勧誘によるものだった。鮨友が4人も選手になるということで、わたしも練習のサポートに出かけていった。4月は8回、5月は4回、放水後のホースを畳んだり、筒先から放出したあとに溜まった水を、下水溝やマンホールに流し込む役割を担当した。

 今回は、団員が増えて年齢も急に若返った。放水作業は、細かな技術も必要だが、基本は体力勝負である。コロナで3回連続で大会が中止になり、4年ぶりで行われる今大会では、若いメンバーの活躍に期待がかかった。目標は、8位入賞である。本田消防署管内には、16の分団がある。各分団が6人チームで、放水の速さと技を競い合った。

 

 さきほど、午前中に行われた競技会で、わが11分団は、残念ながら8位入賞を逃した。16分団中、12位での着地である。第8分団(1位)と7分団(2位)が操法競技では圧勝していた。わたしも広報担当委員なので、最初から約半分のチームのホースの接続と、放水の場面を観察していた。

 この2つの分団は、ホースを3本から4本までつないで、放水で標的を打ち抜くまでの時間が非常に短かった。参考までに、①可搬ポンプの操作開始から、3本のホースをつないで放水で標的を打ち抜くまでの時間(秒数)、②ホースを1本追加して、再度標的を打ち抜くまでの時間(秒数)、③ふたつの合計(秒数)を示す。

 さらには、④審査員による団員の技能評価(6人の減点の合計点)を以下に示す。金銀銅に輝いた3つのチーム、8位に入賞したチームとわが11分団の成績である。

  

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