今朝方、柴海農園さんから、グループline(ひまわりline)にメッセージが届いた。農場主の柴海裕也さんからのメールには、「ひまわりが1Mほどに伸びて、梅雨明けの20日ごろには開花しそうです」と畑の写真が添付されていた。そのむかしはキャベツ畑だった場所で、ひまわりを収穫した後は玉ねぎを定植することになっている。
もともとは、緑肥にするつもりのひまわりだった。しかし、肥料代わりに畑にすきこむだけでは、あまりにもったいないと思った。そこで、柴海さんに「切り花として出荷してみては」と提案をしてみた。板橋花市場の仲卸、鈴木商事の鈴木司さんとコープデリの木村芳夫部長を伴い、木村君の車で印西市のひまわり畑を訪れたのが、6月24日。6月初旬に播種したひまわりは、背丈が30センチほどだった。
柴海さんが借りている4ヘクタールの畑(千葉県印西市)は、北総線の印旛日本医大駅から車で5分ほどのところにある。最寄駅の印旛日本医大は、地下鉄日本橋駅から直通で50分ほどのところにある。成田空港行きのアクセス特急に乗ると、都心から案外と近いのである。
ひまわりのタネを播いた畑は、0.4ヘクタール(100M×40M)。今朝の画像を見ると、ひまわりの丈は1Mに伸びている。しかも均質に伸びている。専門家のふたりに聞いてみないとわからないが、素人目には品質が良さそうだ。初めての取り組みとはいえ、柴海さんは腕の良い有機農家として著名である。イオン系列のオーガニックスーパー「ビオセボン」にサラダセットを卸している。
この先の課題は、収穫のタイミングと採花の作業割当だ。ひまわりの収穫は、ゼミの学生たちが担当するのだが、あいにく7月22日からは試験期間に当たっている。4年生はおおむね単位は取れていると思うが、3年生は受験科目がけっこう多いはずだ。収穫のはじまりが後ろにずれこむと、畑でひまわりが育ちすぎないだろうか?
柴海さんによると、「晴れるとどんどん(ひまわりが)大きくなります」とのこと。ひまわりの生育と定期試験の期間との戦いになりそうだ。そうだった。もしも収穫のための人数が足りなくなったら、社会人大学院生からボランティアを募集してみよう。ひまわりの収穫のアシストを依頼したら、何人かは手伝ってくれるかもしれない。
いずれにしても、今年は雨が多くて気温が高い。植物の生育は、例年より速そうだ。わたしの密かなプランは、ふたりの孫たちを柴海農場まで連れて行って、一面のひまわり畑を見せることだ。穂高と夏穂のふたりには、ひまわりの収穫作業を手伝ってもらうことにしよう。素敵な夏休みの思い出になるだろう。