今週末の土曜日(3月9日)、学部ゼミ9期生を高砂の新居に招待することになった。引っ越し祝いに、パナソニック製の電動アシスト自転車(ベロスター)を買うための資金の一部を、拠出してもらったお礼である。先週の確定申告の提出の際には、ベロスターが葛飾税務署までわたしを3度も運んでくれた。
当初の計画は、柴又帝釈天まで歩いて行って、帝釈天の参道にある「川千家」(かわちや)か「川甚」(かわじん)で、柴又名物の川魚料理を振る舞うつもりでいた。しかし、せっかく我が家に来てもらうのだから、自宅の和室の小上がりで食事をしてもらうほうがいいだろう。
ただし、人数が相当数(6人)だから、料理の準備が面倒くさい。後片付けも大変だ。そこで、素晴らしい案を思いついた。快活方法は、鍋料理である。そうそう、和室には鍋が似合う。ライトアップされた坪庭を眺めながら、こたつに足を突っ込んで鍋の食事をゆったりしてもらうことにした。
かみさんに相談することなく、うなぎ料理がきりたんぽ鍋に変更になった。結局は、料理人はかみさんなのだが、思いつきで、門前仲町の秋田料理店「男鹿半島本店」に電話をしてみた。直接自宅に届けてもらうことはできるのか?きりたんぽ鍋のシーズンも終わりかけている。男鹿半島に電話したら、電話口に大将の奥さんが出た。秋田からの直送便で、鍋6人前を注文できた。
そういえば、山口君(わたしの葬儀委員長)や福尾さん(元小川研究室7代目秘書)に、「男鹿半島にいつか招待します!」と言っておきながら、一度もきりたんぽ鍋を食べさせていなかったき。わたしはといえば、昨年末から、毎月のように男鹿半島に食べに行っている。
ところである。20年間で一度も、かみさんは門前仲町できりたんぽ鍋を食べていない。これは絶好のチャンスだ。秋田料理のくどさは「下町仕様」のあっさりした味に変わっている。きっと、満足をしていただけるような気がする。
土曜日は、そのほかに、どのような料理になるだろうか。そこは、わたしが浸食をしてはならない領域だ。たしか、福尾や山口や森田は、マギーズ・ピザは食べたことがあったような。わたしの予想は、あたるだろうか?