【お知らせ】「『お城を走るマラソン』を楽しもう」『月刊ランナーズ』(2023年6月号、特集記事)

 「お城を走るマラソン」という特集号への寄稿を、『月刊ランナーズ』の編集部から依頼された。来月発売の5月号に掲載される予定だった記事である。事情があって、特集号は2回に分けてに変更になったらしい。日本の「100名城」をなるべく網羅したいと考えたかららしい。そんなわけで、原稿は月ずれで7月号(5月発売)に延期になった。

 

 掲載延期の報告を、『ランナーズ』の編集部から受け取った。新しい企画なので、協力企業や自治体に根回ししている時間が不足していたからなのだろう。

 発売前なので、わたしの寄稿文をそのまま掲載ができない。しかし、「お城を走るマラソン」のエッセンスだけは、読者やマラソン愛好家に早めに伝えたいと思う。また、わたし自身のマラソン大会への参加については、年度早めに年間の計画を立てておたいと思っているからだ。最後に、わたしから読者への提案がある。

 

 わたしは、2010年までに15年間をかけて、公式マラソン大会で全47都道府県を走り終えている。この場合の「公式マラソン大会」とは、ハーフで2時間以内、フルで4時間台でゴールすることである。全国制覇の「国盗り」の認定は、このルールにしたがって厳密に行ってきた。

 国盗りから10年後に定年退職したので、いまや時間はたっぷりある。そこで、2巡目の国盗りに挑戦しようと思っていた矢先のことである。100名城を走る「お城マラソン」の企画が、ランナーズ編集部から提案されてきた。調べてみると、わたしはお城(城址)をめぐるマラソン大会をかなりの数、すでに走り終わていることがわかった。

 全国には「100名城」があるのだが、そのうちの18か所のお城を走り終えていた。具体的には、丸亀ハーフ(丸亀城)、静岡マラソン(駿府城)などである。どちらもフラットなコースなので、ベストタイムを狙える。駿府マラソンでは、1時間39分48秒でゴールしている。

 また、お城の周辺を走るマラソンでの楽しみは、堀の周辺を走ってゴールできることだ。例えば、さが桜マラソン(佐賀城)や高田城ロードレース(高田城)では、大蓮が群生している美しい堀の周りを一周してゴールした。とても清々しい気持ちになるものだ

 

 なお、わたしのゼミ生たちは、全国各地に散らばっている。お城マラソンのレース当日に、彼らに声をかけて同窓会を催してはどうかと思っている。わたしが「殿」で、元ゼミ生の中から一緒に走ってくれる「姫」を募集してみたいと思う。この場合は、仮装もありかもしれない。
 その昔、漱石ゆかりの地で、「坊ちゃんランランラン」(松山城)を走ったことがある。坊ちゃん役とマドンナ役のカップルが、仮装してスタートラインの先頭に並んでいた。ふたりはげた履きだったから、無事に完走できたかどうか?確かめてはいないが、たぶん途中でリタイアしているだろう。

 

 ここからは、ブログを通してのわたしからの提案である。このブログを見ている元ゼミ生たち(大学院と学部)へ。あるいは、花の団体や講演会でわたしのセミナーに参加したことがある社会人の方へ。ランナーズ主催(関連)の「お城マラソン」の大会リストを、近々ブログで公開することにします。

 もしも、わたしと一緒に「お城マラソン」(5KM、10KM、21KM)を走る気持ちがある場合、ぜひとも、わたしにお知らせください。地方でイブニングセミナー(飲み会)を、マラソンと同時に企画してみたいと思います。わたしが80歳になるまでの10年をかけて、日本の100名城を走破してみたいものです。

 来月号(4月発売の6月号)の特集記事に、100名城と関連大会が発表に