【長期目標】 2020年(69歳)に「全国マラソンランキング」で100位以内に

 二か月ぶりのレースで、ハーフのゴールタイムが1時間48分台に戻った。市原高滝湖マラソンは、1時間48分47秒。60歳代男子ハーフの部では19位だった。部門参加者は124人。年齢とともに相対的な順位が上昇している。



 密かに、東京オリンピックが開催される2020年までに、「(一歳刻み)全国マラソンランキング」で100位以内に入ることを目標にしている。そのときは、わたしは69歳になっているのだが、当然、東京マラソンにはエントリする予定である。現在は、男子61歳の部(2013東京マラソン:2時間7分1秒)で、540位である(全国で2056人がフルマラソンを完走している)。
 ランキングで100位以内に入るには、「62歳」(2014年東京マラソンなど)では、3時間40分台でゴールしないと入着できない。多少練習量を増やしてはいるが、今のわたしの実力ではとうてい不可能なタイムである。
 しかし、7年先ならば達成可能である。その根拠と前提条件を示してみよう。

 『月刊ランナーズ』が発表している「年代別の完走者データ」から明らかなように、わたしたち”高齢者ランナー”は、年齢とともに全体の完走者数とタイムがどんどん落ちていく。とくに、65歳を過ぎるとその傾向が顕著になる。65歳を過ぎると「高齢者」と呼ばれるのは、マラソンの完走記録にも当てはまっている。生理学的には当然のことである。
 ところが、わたしは、ふつうのランナーと違って年齢とともに練習量を増やしている。たしかにハーフの記録はどんどん落ちている(52歳のベストが1時間37分 → 61歳では1時間46分)が、フルマラソンの完走タイムはそれほど落ちていない(52歳でベストが3時間58分 → 61歳で4時間7分)。練習量が十分にあって、後半でペースダウンをしなければ、いまでもサブフォー(4時間以内)で走ることはできるだろう。

 それが証拠に、練習量を増やした途端に、市原高滝湖マラソン(@千葉小湊鉄道線:高滝駅下車)では、ふたたびハーフが1時間48分台に戻っている。このまま記録を維持できれば、自然に年齢別のランキングは上昇していくはずだ。
 これは、レースの後半で、一緒に走っているランナーがどんどんペースダウンしてくるのと似ている。昨日も、例によってウォーミングアップなして走り始めたので、最初の5Kは、26分台のゆっくりしたペースで入った。高滝湖を一周して体が温まったので(周回7KM)、5Kをすぎてからはラップタイムを25分台にあげた。
 元旦からは練習量をかなり増やしている。後半にペースを上げたが、走りはそれほど苦しくならなかった。最後まで、5Kを「5分05秒」のペースで走り切った。ラストの1.1KMは、5分台(5分57秒)である。

 マラソンも仕事(研究)も似たようなものである。日ごろの努力と積み重ね、最後の踏ん張りと絶対に希望を失わないこと。一見して無理だと思っても、理屈では達成ができるなら、高い目標を設定すること。それなしでは、ハイ・パフォーマー(高い成果を上げる人間)にはなれない。
 現状(62歳)で、「全国マラソンランキング」で100位以内に入ることはむずかしい。しかし、7年先ならば、データ上はそれが可能である。あとは、自分をそこまで追い込めるかどうかである。7年間、楽しみながら努力できるかどうか。単純なことである。想いの強さが結果を決めるのだろう。
 それだからではないが、ハーフを走った翌日に、今日も午後には10KMを走る。トレーニングジムで、きちんと筋肉トレーニングもやるつもりだ。走るだけでは記録は維持できない。同時に、慢心と筋肉を引き締めないと。