「柴又日誌」が、本日、記念すべき100回目を迎えた。千葉県白井市から葛飾区高砂に移住して、5年目に突入している。年末は、神戸の家族が高砂に滞在している。3年ぶりの3家族での結集(ユナイト)になる。ただし、神戸の長男と京都の長女は、関西に残留したままで新年を過ごすことになった。これだけは残念だ。
昨夜、京都の日本海側にある京丹後から、大量の「雪下野菜」が届いている。山本朝子さんからわたしへ、年末のプレゼントである。本日、広島からは生ガキが届いている。こちらは、元院生の榎君からの贈り物だ。
ここは、新鮮な有機野菜とクール宅急便で届いた海のものを素材に、神戸の長男に、一流シェフの腕前を思う存分に披露してもらいたいところだった。しかし、大晦日から元旦にかけて、それは叶わない夢で終わりそうだ。定番の瀬戸内のオリーブ鰤も、今回は直送便がない。
いまは神戸のさらが熱を出して、1階の小上がりの部屋で床に臥せている。簡易検査キットでコロナ陰性になっている。熱が下がってくれば、また従妹同士で遊びが始まるだろう。
昨日の午後は、紗楽、諒、穂高、夏穂の4人が、で自家製の手作り「すごろく」で遊んでいた。さらは、器用に24色の色鉛筆で双六のレイアウトを描いていた。種々のゲームのアイデアを出すのは、穂高の役割だ。4人で遊びながら、途中で遊びを停めて、頭を突き合わせて相談している。
何をしているのか尋ねると、途中で遊びを停めて、すごろくゲームを手直ししているのだとのこと。従兄たち4人がともに、実にクリエーティブなチームに育っている。ゲームを改善するため、4人の頭を突き合わせて相談している様子は感動ものだった。双六を手作りしているだけでも素晴らしいと思うが、遊びの中に改善活動を取り入れているのが二度驚きだった。
さいころを振って、最後に「あがり」になる。ところが、上がる前の最後のコマが「STOP」になっていた。ここで、「2」の目が出るまで、トップではゴールできない。なんと!よくルールを考えるものだ。
高砂組の穂高と夏穂が、昨夜から船橋の実家に泊まりに行っている。二日間は、神戸組が高砂を占拠することになった。さらが熱を出しているので、諒くんがひとりになってしまった。わんすけ先生は、ワンバーグの材料を調達するため、水元公園近くの藤森畜産に買い物に行くことになっていた。
当初は、わんすけひとりで、自転車を漕いで牛豚の合い挽き肉を調達する予定だった。状況が変わったので、急遽、諒君と一緒に電車とバスを乗り継いで、藤森畜産まで行くことに予定を変更した。諒君は、京成金町線がはじめてのはずだった。諒君も鉄ちゃんである。関西のスイカにあたるイコカを持って、ふたりで金町線に乗った。
金町線はわずか3駅(高砂→柴又→金町)しかない。しかも都内では珍しい単線である。電車の乗り方を説明するついでに、金町線で、上下線の電車がすれちがう運行の仕方について、わんすけ先生がレクチャーをした。諒くんは、理解ができたかどうか?あとでテストをしてみようと思う。
高砂滞在の楽しい3日目に突入している。長男と次男の2家族には、仲良く元気でお正月をすごしてほしい。
そろそろ、調達してきた合い挽き肉を使って、ワンバーグを作り始める時間が来た。このブログを書き終わったら、米粉ワンバーグの料理がはじまる。グルテンフリーのさら坊のために、小麦粉(グルテン)が使えない。そのため、神戸組は米粉パンを神戸から持参してきている。
夕方から、わたしは、本田消防団の町内夜回りの仕事がある。はじめてのお役目を前に緊張している。夕方6時に、すすむさんのところで活動服に着替えることになっている。段ボール箱から、アポロキャップや長靴や活動服の上着(ドカジャン)のを取り出した。
諒君にも、試みに帽子と活動服を着せてみた。さすが!わんすけ先生のお孫さんだ。知的な目で、なかなか様になっている。