消防団の訓練に本日、初めて参加した。わたしの所属は、葛飾区本田消防署第11分団。11分団は独立の施設を持たないので、町会の会館に集合する。集合時間は、早朝の7時半。慣れないので、自転車に乗って早めの7時15分に到着した。石川分団長さんなど数名が、すでに会館に集まっていた。
本日は、首都圏直下型地震が発生したとの想定で、その対応の訓練だった。わたしたち新人5名(中松さんご夫妻を含む)は、すすむさん(金井進一さん)を拠点リーダーとする小グループである。本日は、会館集合後に、ベテランの指導の下、整列の仕方などを教わった。
わたしは、11月1日の入団である。東京消防庁から、正式な辞令と団員証が交付された。笑ってしまったのは、団員の中では、やはり「せんせい」と呼ばれることになったことだ。おそらく、すすむさんが、わたしのことを「せんせい」と呼んでいるからだろう。
かつしか文学賞に『わんすけ先生、消防団員になる。』という作品で応募したことを、BBQパーティーですすむさんがみなさんに紹介してくれていた。広報担当の女性にも、石川分団長さんにも、「せんせい」と呼ばれて照れ臭かった。でも、大学の教授を辞めても「先生」と呼ばて、やはりうれしい気持ちにはなる。
わたしだけ、まだ活動服が到着していない。本日は、平服での参加になった。皆さんは、活動服にベルトを締めて、制帽に訓練靴で整列の練習。わたしたち新人は、すすむさんと先輩たちの指導の下で、正式な挨拶と整列の仕方を教わった。活動服を身に着けていないわたしが、いちばん右側に並んだ。訓練の初日は、身が引き締まる思いだった。学校の体育以来だった。
団員の中から4人が、東立石公園で8時半から行われる放水訓練に参加する(今まさに放水訓練をしているところだ)。次回の団員の集合は、12月29日と30日。町内の見回りである。さきほど、わたしたち一般の団員は現地解散になった。いま帰宅して、午後の講演の準備を始めている。
日本ダイレクトマーケティング学会の基調講演を頼まれている。場所は、埼玉県の狭山ヶ丘。高砂から西武新宿線の新狭山駅まで出かける。そこからタクシーのようだ。片道2時間くらいはかかりそうだ。しばらくぶり学会で話すことにある。長い一日になりそうだ。