太宰府市からのふるさと納税の返礼品(やまやの明太子)が解凍した状態で届いた。宅急便の段ボールの包装を取り除いて、冷凍庫に入れようした。ところが、中の明太子は「みぞれ状態」になっていた。すぐにヤマトのフリーダイヤルに電話したが、「ただいま電話が込み合っております」で何度電話してもつながらない。
仕方がないので「太宰府市ふるさと納税サポートセンター」にも電話を入れてみた。お役所仕事だからだろう。24時間対応などしていない。土曜日だから、対応はお休みだった。
仕方がないので、いつものヤマトのドライバーに連絡を入れてみた。忙しいらしく、ようやくコールバックがあったのが1時間後だった。お兄さんは申し訳なさそうに、みぞれになった明太子を引き取っていった。
2日後の本日午後、大宰府市のふるさと納税サポートセンターから、以下のようなメールが届いた。
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小川 ×× 様
お世話になっております。
福岡県太宰府市ふるさと納税サポートセンターでございます。
この度はご寄附をいただき誠にありがとうございました。
今回お申込みいただきました返礼品の品質につきまして、
ご期待に添えず、ご不快の念をおかけいたしましたこと、深くお詫び申し上げます。
お楽しみにお待ちいただいておりましたのに、誠に申し訳ございません。
ご指摘いただきました返礼品につきましては、
出荷元・関係者へ確認しておりますので大変恐れ入りますが
今しばらくお待ちいただけると幸いです。
今後、太宰府市を応援してくださる寄附者様の期待を裏切ることのない
返礼品提供に努めてまいる所存でございます。
他ご不明点等ございましたらご連絡くださいませ。
今後とも福岡県太宰府市をよろしくお願いいたします。
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解凍状態での返礼品の到着について、原因の解明に時間がかかっているのだろうか?
まぐろやカニなど、ふるさと納税の冷凍品は、いつもはガンガンに凍って届く。マイナス20℃くらいにはなっている。ふつうに考えると、出荷場から輸送経路上で冷凍状態が維持できなかったと思われる。出荷者の責任なのか、輸送業者の責任かはわからあに。相当に荷物が溜まっていると思われる。
ヤマト運輸にしても、荷物の発送者の出荷場から、冷凍温度を管理しているわけではない。このような問題は、荷渡しの際に起こるように思う。荷物の保管責任がどちらともとれる、ぎりぎりの状態で事故が起こりそうだ。
いずれにしても、年末の忙しいときに事故は起こっている。いつかケンタッキーフライドチキンの店舗で、店裏に放置されていたクリスマスの冷凍チキンの塊を見た日を思い出す。あの状態で放置されたと推測できる。
なぜなら、冷凍明太子(ビニールのパッケージ)は段ボールに詰められていたから、目視では冷凍状態がキープされているかどうかは、確認のしようがないからだ。個々の荷物に温度センサーがついているわけでもない。事故は起こるべくして起こったと考えられる。
いったいどんな状態で、どろどろに溶けてしまったのか?解凍事故の報告が待ち遠しい。