本日10時に、全8幕中6幕までのゲラが仕上がってくる。週末には3篇のコラムを提出してある。だが、本の刊行は2週間ほど遅れそうだ。当初は、7月30日発行の予定が、8月10日過ぎになりそうだ。編集担当者に原稿の再整理(やり直し)をお願いしたからだ。
このようなことは、以前にも2度ほどあった。やり直しをお願いしたのは、もともとは編集者の好意から発しているのだが、わたしの文章(文体)に手をいれてしまったからだ。
わたしは、一般的には、仕事はある程度任せてしまう方だが、文章に関してはけっこう神経質である。自分のテイストに合わないのは、受け入れることができない。編集者が手を入れると、それは「余計な作業」になってしまう。
というわけで、整理した原稿は、すべてやり直してもらった。今回は、そのための発行の遅延である。お許しをいただきたい。
結果である。そのために、8月8日の「インテージセミナー」で、新しい本を配布できなくなってしまった。約30冊分(推定)の販売機会ロスである。その後のセミナーでも、二回ほど販売機会を失ってしまった。
教訓である。出版に関して、今後は、きちんと編集方針を事前に協議しておくことだ。でないと、今回のようなことになる。