この先の二ヶ月間、本ブログの掲載頻度が落ちます。(*第4章第3節まで執筆完了)

 拙著『ロック・フィールドのDNA(仮)』(PHP出版)を刊行するため、7月末から仕事時間の80%弱を、本の執筆に充てています。本書は、岩田弘三会長の伝記本です。また、来年6月に創業50周年を迎える「(株)ロック・フィールド」にとっては、社史本としての位置づけになります。

 

 お気づきのように、7月末からブログの更新頻度がかなり落ちています。一日に5~10時間を、来年3月に刊行する予定の本書の執筆に充ててきたからです。授業の準備とJFMAのセミナー関係以外は、ほとんどの時間を執筆に投入してきました。その意図は、法政大学を退職したあと、個人的に取り組みたい仕事の準備のためです。「ビジネス小説」(ただし、企業家の伝記、社史本スタイル)を書くための準備です。

 本書に関していえば、全8章立て、トータル240頁ほどのボリュームを予定しています。最初の4つの章は、つぎのようなタイトルになっています。1972年にデリカテッセンの会社(ロック・フィールド)が誕生して、1989年に神戸コロッケが発売になります。そして、百貨店向けのブランドを「RF1」(アール・エフ・ワン)に統一するまでの執筆が終わっています。

   

 プロローグ: 安藤さんからの手紙

 第1章: ギフトからの撤退とブランドの統合(1992年~1995年)   

 第2章: レストランフックの開店から創業まで(~1975年)

 第3章: 首都圏への進出(1976年~1988年)

 第4章: 神戸コロッケと静岡ファクトリー(1989年~1991年)

 

 5章以降は、まだ章のタイトルが決まっていません。現在、ほぼ半分弱を書き終えた段階です。8章の後ろに、「付録:ビジネスモデルの解説」をアペンディックスでつけるつもりでいます。実質的には、9章構成になりそうです。

 

 後期の授業が、11月13日からはじまります。スタートが、2ヶ月半先に迫っています。7月からの執筆状況を見ていくと、1章分(ワードで15~20頁)を終えるのに、約2~3週間(20日弱)を費やしています。少しスピードは加速していますが、それでも資料を読み込んだり、コンテンツを熟成させる時間も必要です。

 そのため、11月までに5章分(付録を含む)の執筆を完了させようとすると、3か月の時間が必要だと推測しています。決定的に時間が足りません。そんなわけで、この先は、本書の執筆に全力を挙げることにしました。ブログの更新回数は、連載や本書の「こぼれ話」、過去のレポートのアップに限定されます。

 「柴又日誌」などの更新も、しばらくの間お休みします。すべては、わたし自身のモデルチェンジ、良き方向転換のためです。この仕事に勝負をかけています。