わたしは常時3つの雑誌を読んでいる。自分が連載を担当している『食品商業』『JFMAニュース』『北羽新報』を除くと、有料で購読している月刊誌は、『日経ビジネス』『ニューズウイーク日本語版』『ダイアモンドチェーンストア』の3誌。その昔は、BusinessWeekも購読していたが、数年前から中断している。
それ以外に、継続して送られてくる機関紙もあるが、ほとんどはチラ見で終わってしまう。きちんと読んでいるのは、お金を払って購読している3誌と、日経新聞だけである。一年前からコロナでリモート授業になり、大学へ行く機会が減った。
というか、ほとんど自宅で過ごすことになり、定期購読誌を読むまでタイムラグが生まれた。秘書の内藤光香も、コロナが始まったころは隔週くらいのペースで、最近になっても週一回程度しか事務所に行かない。定期購読誌は、たちまち山のように積みあがることになる。
二週間から三週間遅れて、宅配便で「雑誌パック」が自宅に届くことになる。三週間遅れで山になった雑誌を読むことは、かなりにモチベーションダウンになる。自然に、あまり重要でない記事は読まずに、スルーしてしまう。結局、読書の集中度は下がっている。この一年間は、書籍と雑誌に対する情報収集能力が低下したことは否めない。
昨日から、大学で対面授業がはじまった。学部ゼミの演習と大学院のマーケティング論の講義である。今後、週二回は大学に足を運ぶことになる。わたしは、雑誌や新聞(広告と書評欄)で紹介された書籍を購入する確率が高い。気になった書籍は、写メって秘書の内藤に画像で送って注文してもらう。
さて、今自宅の机には、前述の月刊誌が在庫の山になっている。二週間前に自宅に持ち帰った『ダイヤモンドチェーンストア』(4冊)と昨日、研究室の机からカバンに入れて運んできた二誌(二週間分の『日経ビジネス』と『ニューズウイーク日本語版』)である。全部で、8冊を午前中3時間をかけて読み終えた。
終えるべき仕事(原稿書き、メール返信)をたくさん抱えている。午後には、電動アシスト自転車でのロングドライブ(リハビリ)とジムでの筋トレも控えている。時間もないので、読書時間は自然と飛ばし読みになる。
一般人よりは、日本語も英語も倍速で読む自信はある。この際も、8冊を3時間で読み切った。ざっと計算してみると、約900頁を3時間で割って、時速300頁の速度になる。分速で5頁になる。
『日経ビジネス』は、広告が半分である。読まなくてよい飛ばし記事が7割。コンテンツの正味は、130頁中の30頁。調整後の読書スピードは、分速1頁くらいの見当になる。『ニューズウイーク日本語版』も、同じようなものだ。ただし、こちらはやや薄くなる(100頁弱)。専門性が高い『ダイヤモンドチェーンストア』は、少し真剣に読むので、分速0.5頁だろう。
つぎのブログに、午前中に読んだ3誌の内容と感想を紹介する。こうして積んどく本の在庫セールができると、なんとなく安心するのは不思議だ。
『ダイヤモンドチェーンストア』の特集は、2021年2月1日号が「成城石井」、2月15日号が「ヤオコー」、3月1日号が「強いSMの作り方」、3月15日号が「いま見るべき店2021」だった。成城石井とヤオコーは、わたしが十八番とする企業である。「強いSM」にはサミットの新社長が、「みるべき店」には、わたしが注目(心配)している「ビオラル」(ライフ系)と「ビオセボン」(イオン系)が登場していた。
内容の解説と感想については、後ほど(もしかすると明日)アップすることにする。いろいろと新しくて、おもしろいことがわかった。