コロナに感染は、確率か?自業自得か?

 東京都の感染者が1000人を超えたあたりから、知り合いでコロナに感染する人が増えてきた。幸いなことに、親族ではいまだ陽性者は出ていないが、仕事仲間や学生たちの中からぼちぼち該当者が出始めている。感染か無事かどうかは確率論になってしまう。濃厚接触者はPCR検査を受けることになるが。それも運任せになる。

 

 先日は仕事場で、つい先ほども、かみさんの職場で親族が感染したという連絡が入った。そう考えると、濃厚接触者と対面ではなく、「オンラインでコミュニケーションをとっているだけなら安心」ということになる。というわけで、講義や会議などを対面に戻すのは、ここしばらくはむずかしくなっている。

 ゼミの学生とは、最終のクラスをオンライン講義で終えた。学事日程として残っているのは、フィールドワークの発表会のみになっている。2月24日の午後を予定しているが、2月7日に緊急事態宣言が解除にはなりそうにない。二週間先がぎりぎりになるが、発表会の実現は困難のように思う。

 

 コロナに感染するのは、たまたまな偶然によるものだろうか。あるいは、本人の注意不足・警戒不足なのだろうか。

 どれだけ注意していても、かかるときかかるようだ。周囲の相手が注意してくれなければ、確率的に感染する可能性が高まる。自分だけの責任とはいえない。

 しかし、そうなると外出が一切できなくなる。わたしの友人の中には、この一年間、ほとんど外出していない年寄り夫婦などがいる。すでに仕事からは引退もしているし、既往症もあるので、怖くて人的な接触ができないとのこと。実に、このウイルスは厄介な存在だ。

 悩ましいのは、ストレスフルな社会状況をもたらしていることだ。わたしは、幸いにも、毎日走ってストレスを発散できている。さきほども、自宅から水元公園まで12KMほど走ってきた。コロナ太りはないし、適度な運動と多少のアルコールで気はまぎれている。しかし、そうした発散ができないひとにとっては、コロナはやっかいとしか言いようがない。

 

 さて、いまから三週間ぶりに銀座に出かけることになる。本日は、女性の友人の誕生日。

 その友人の友人が企画するパーティーに、サプライズゲストとして呼ばれている。でも、2時間以内にパーティーは終わるはずだ。なんかゆったりもできない。今日この頃だ。