【ご報告】「柴海農園」(@印西市)のアクセスが急増していたわけ + サミットにインファームが出店

 「過去記事へのアクセス急増のときは、本人に何かが起こっている」というブログ記事を2日前(1月25日)の早朝に書いた。ふたりの方から連絡をいただいた。ひとりはブログ読者の身内(義娘の母親)で、もうひとりは「ミヨシ種苗」の三好正一社長(JFMA副会長)だった。思わぬ読者の存在を知って興味深い。

 

 「先生ブログ拝見しました。柴海農園は先週土曜日夕方、テレビ朝日でやっている人生の楽園に出てました。江東区のサンドウィッチ屋がメインで仕入れているオーガニック農家ですね」(三好さん)。「母から伝言です。(ブログに書いていた)農家さんが土曜日にテレビに出てましたよ」(義娘から)。

 柴海祐也さんは、イオンが展開しているオーガニックスーパー「ビオセボン」の店頭で、セット野菜を販売していた。印西市の農場を訪問したから、麻布十番店など何度か野菜を購入させていただいた。とても美味しかったことを覚えている。とくにシチュー用の根菜類(ビート?)がすばらしい香りがした。

 ここしばらく購入していないが、ビオセボンの店舗数が増えている。柴海さんの有機野菜にも、引き合いが増えているのではないだろう。

 

 偶然だが、たまたま昨日の講演会(農産物の物流セミナー)で、わたしと一緒に講演していたのがイオンの担当者だった。店舗数も約20店舗に増えているようだ。コロナの時期に少しずつ店を増やしている。オーガニックの市場も、遅ればせながら規模が膨らんできているようだ。ビーガンやグルテンフリー、アレルギー対応や即食生を高めるなど、予想通りの展開になっている。

 ところで、コロナで取材などを避けてきたが、久しぶりに街に出てみようと思う。同僚の平石郁生さんが代表を務めている「インファーム(日本法人)」も、紀伊國屋とサミットストアに出店を始めている。

 『食品商業』の連載「農と食のイノベーション」でお世話になっている竹下編集長は、昨日、サミットへの栽培ユニットの導入を取材に行ったらしい。竹下さんの報告は、足立区五反野にある店舗からだった。昨年、雑誌で「インファーム」を紹介したので、その確認のためだった。

 「インファーム、見てきました。お客さんは様子見でしたが、スーパーの風景もずいぶん変わってきたものだと思います」(竹下さん)。ビジネスは、これからなのだろう。サミット五反野店の近くに、生産と物流のハブがあることは知っていた。

 このハブを運営しているのは、物流企業の「ムロオ」(本社:広島県呉市)だ。社長の山下俊一郎くんは、わたしの元院生。「平石+山下チーム」は、わたしが引き合わせた「法政イノマネ師弟コンビ」だ。

 落ち着いたら、現場を見に行かねば。平石さんに連絡をしてみよう。

 

 さて、柴海さんのブログにスパイクが立った理由はわかったが、「タオルの内野」(@東日本橋)のいまだ不明だ。これは、ちょっと気になる。