知り合いのふたりがどちらも、東京駅で山形プレミアム弁当を買えなかった話を、1週間前のblogで紹介した。入荷数が少な過ぎて、陳列するとすぐに品切れになっていたからだった。前回の秋バージョンが一日40本だったから、一便わずか5本ではたちまち売り切れるのは目に見えている。
JR東日本が今回のプレミアム春バージョンで入荷量を少なく設定したのは、「新しいパッケージで弁当の中身がわからないので、あまり売れないのでは?」という説明らしい。たしかに、そうなのだか、前回の秋バージョンを購入してくれたお客さんが1万人はいるのだ。
前回食べておいしかったはずだから、2~3ヶ月後に、駅弁やに寄ったら、似たようなパッケージ(シリーズな春バージョン)に飛びつくはず。
以上が、わたしたちが包装紙のデザインを考えるときの基本方針だった。だから、デザインを踏襲して、モチーフを「紅葉」から「桜」に変更した。JR東日本の考え方は、逆だったらしい。芋煮のときとはコンセプトがちがうのだから、中身がわかるパッケージを期待したらしい。
わたしから林社長に懇願して、入荷数量を増やしてもらった。NRE(JR東)と交渉していただいた結果、先週からは数量が倍になった。また、販売員には、山形プレミアムが入荷していることと、入荷の時間を徹底してもらった。
本日、静岡のビジネスプランコンテストに審査員として出かける(新幹線の車内)。東京駅を経由するので、入荷時間と数量を林社長にたずねてみた。外出中の林さんから返事が帰ってきた。
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おはようございます!
東京駅着9時36分 10個
東京駅着12時56分 10個
東京駅着17時56分 10個
合計 30個
平日は15個から30個に
土、日、祭は30個から50個です!
以上ご報告になります。
10時半に、東京駅に着いた。そのままの足で、中央通路にある駅弁店、旨囲門へ向かう。売り子さんにたずねてみた。指示が徹底されているかどうかをチェックするためである。「山形プレミアム弁当はありますか?」
わたしを陳列ケースに案内してくれた。9時36分に到着した分がまだ7個残っている。1本をわしづかみして、レジカウンターへ。静岡のお茶も一緒に購入した。
松川弁当は、東京駅到着から、中央コンコースの店頭への品出しまで15分。とすると、本日は40分間で3本売れていたことになる。
つぎの便では10本補充される13時前には、6本はまちがいなく完売しているだろう。昼時だから、まだまだ数がはける可能性がありそうだ。静岡の帰りにも、再度立ち寄ってみるつもりだ。
新横浜に到着。11時半には静岡に着くはずだ。