2日前に書いた書評「水辺の思想、土地の記憶」(陣内秀信(2020)『水都 東京:地形と歴史で読みとく下町・山の手・郊外』ちくま新書)を、デザイン工学部の小林尚登先生にお願いして陣内先生に送ったところ、すぐに返事が戻ってきました。小林先生、ありがとうございます。
12月12日(土) 19:16
To 小林尚登, 自分
小林先生
こちらこそご無沙汰しております。
この度は、小川先生がご自身のブログに書いて下さった素敵な書評のことを教えていた
だき、誠に有難うございました。
お礼申し上げます。
小川先生
小林先生から教えていただき、今、大変うれしく読ませていただきました。
ランナーとして東京の川沿いをしばしば走っておられる身体感覚をもとに、大きなリア
リティをもって拙著について詳しい書評をして下さり、
感激しております。この本のなかで主張したかった様々な点に光を当てて下さり、有難
いことに、私の代わりに魅力的に表現していただいていることも沢山あります。
確かに東京の下町には面白い商いをしているお店、こだわりの工房など本当に数多くあ
りますね。「商人版・東京下町物語」のご執筆、心待ちにしております。
またどこかで、東京談義でご一緒させていただけるような機会があるのを楽しみにして
います。
先ずは心よりのお礼まで。
陣内
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陣内先生は、さすがに、イタリア仕込みの紳士です。
早速、わたしからもお返事を書きました。
陣内先生 (CC:小林さん)
ご無沙汰しています。
経営大学院(元経営学部)の小川です。
この度は、デザイン工学部の盟友、小林さんにお願いして、
先生の近著の書評を転送していただきました。
日経新聞の書評欄で見つけて、早速読ませていただきました。
陣内先生の近況は、なぜか同僚たちから伺っていました。
内容が素晴らしかったので、友人たちやブログの読者に向けて
推薦させていただこうと、勝手に書評を書かせていただきました。
5冊程度は追加で売れただろうと思います。
千葉の郊外から帝釈天に近い下町(最寄り駅は京成高砂駅)に
移住してきたのが2年前の10月でした。妻の実家が近くにあり、
年老いた義母の面倒をみるという目的もありましたが、
先生と同様に街歩きが趣味で、わたしの場合は街ランになりますが、
ふだんでも下町や川辺をよく走っています。
「商人版・東京下町物語」は、例えば、こんな話の連作にする
つもりでいます。ブログから、一話を添付させていただきました。
https://kosuke-ogawa.com/?eid=5206#sequel
(味噌の請け売り、かつしか小町)
また、どこかで(下町の行きつけのお店で)一度、
先生や小林さんとお話しができたらうれしいですね。
おがわ
追伸:大学のメールアドレスは、あまり使っていません。
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