【柴又日誌】#39: 西白井~柴又往還ラン、本日決行のつもりです

 これまでルーティンにしてきた活動が、ほぼ止まってしまっている。授業は対面から再びリモートに戻り、午後5時からの大学院教授会もオンラインでの実施になっている。虎ノ門の日本酒バー「いな吉」も、1月中は休業を宣言。近くのレストランやすし店も、19時でオーダーストップ。気分的に外出もままならなくなった。

 

 そんな中で、ただひとつ継続できているのが、毎日休まずに走ることだ。たしかに、ひたすら走っている。今月は、昨日までで累積で119KMを走った。

 わたしのルーティンは、自宅から江戸川土手まで走って、柴又帝釈天の参道を経由して帰ってくるコースだ。競争相手の土屋さん(カインズ会長)は、皇居周辺を毎日8~9KM走っている様子。今月は、これまで111KM(月曜日の時点)を走ったようだ。ふたりとも、月間200KMのペースだ。

 しばらくぶりで、200KM超えに挑んでいる。時間はたっぷりある。達成は可能だろう。ただし、気を緩めてはいけない。しっかりと目標に向かって走ることにした。

 

 話は変わるが、唯一、切迫しているのが院生の卒業論文指導だ。

 3人の院生からは、来月初旬に締め切りが来ている卒業論文(修士論文のプロジェクト研究)の原稿が、五月雨式(さみだれしき)に送られてくる。論文の途中経過(15枚~30枚前後)が送られてきたら、できるだけ速攻で、隙間時間を活用してコメントを送っている。

 すぐに返信してあげれば、彼女たちはつぎの対策が立てやすくなる。少しでも時間が空いてしまうと、気が緩んだり、せっかくの熱が冷めてしまう。鉄は熱いうちに打て!

 それぞれが、卒業に向けてラストスパートをかけている。ゴールがなかなか見えない中、各人に必死さが見える。必死にやっていれば、そのうちゴールは見えてくる。「明けない夜はない」のだぞ。最後には、そんなコメントを書きたくなる。

 

 さて、自分は昨日までで、今月の締め切り原稿をほぼ終えている。毎月、3本の連載を受け持っている。

 ①『食品商業』の連載原稿(農と食のイノベーション:第26回)、②『JFMAニュース』の巻頭言(コラム)、③『北羽新報』のコラム(東京下町柴又発~能代着、第54回)。最後のコラムだけが、今月は書けていない。月末に掲載の原稿だから、まだ余裕はある。

 というわけで、本日は、旧宅の西白井(千葉県白井市清水口三丁目)まで走っていくことにした。直線距離で約15KM。まっすぐにが走っていけない。水戸街道(国道6号線)で出てぐるぐる回されるはずだから、結局は、18~20KMを走らされることになるだろう。

 片道を完走できれば、今月はこれで、累計119KM+18KM=137KMになる。目的は、旧宅のエコキュート(夜間電力を活用した温熱器)のメンテナンスのためで、登録番号を写メってくることだ。最初は、水戸街道を遡上して千葉まで走ろうと思ったが、考えを変えた。

 最初は、往復を考えたが、35KMは走った後のダメージが大きそうだ。そこで、西白井まで電車で行って、そこから高砂に戻ってくる片道コースにすることに決めた。行きを走ることも考えたが、自宅に戻ってきてから、お風呂に入る方を選んだほうが安全そうだ。東京側から走っていくと、千葉の旧宅でお風呂に入ってから戻ることになる。風邪を引きそうでやばい。

 

 というわけで、そろそろ高砂駅から北総開発鉄道線に乗る時間が近づいている。帰りは、約2時間のランニングを想定している。こんな時間が持てるのは、久しぶりだ。時間がたっぷりあったようなのに、案外と余裕のない生活をしていることに気が付いた。

 東京に戻ってきてから、浅草(Koncent)まで模型のヘリコプターを買いに行くつもりでいる。17時の教授会開催まで、時間が残っていればの話なのだが、穂高(孫5歳)のためだ。去年買ってきてあげたヘリが壊れてしまったようだ。こっそり買ってきてあげたら、きっと喜ぶだろう。