昨日は、亀戸餃子で食べ放題、第二弾を実施した。第2陣は、12名+わん(13名)。先週と今週の2日間の合計では、従来の最高額を超えることはできなかった。それでも、今年は大健闘だった。延べ25名(わんすけ二回分)で202皿、合計1010個の餃子を平らげた。金額的は7万円弱。わたしの財布は少し痛かった。
今回で覆された仮説があった。それは、「女子は餃子をたくさん食べない。ゼミの女子比率(約半分)が高くなったので、亀戸餃子に支払う金額が減った」という仮説である。今年の第一陣で、最高に餃子を食べた女子が9皿(45個)、第二陣では、女子の最高が10個だった。ちなみに、男子の最高は14皿(70個)である。
結論をいえば、「女子の比率が高くなったことが、総額が上がらない一つの要因だろう」は完璧にまちがっていた。そのことへの傍証が、20年前のある卒業生(女子)からLINEメールでやってきた。現役の女子が餃子を9皿も食べたという報告とそのときの写真を、このOGにおくったところ、つぎのような返事が戻ってきたからだ。
「亀戸餃子、よく覚えています。わたしはもっと食べたかったんだけど、KちゃんとRさんが3皿でやめたのを見て、がまんしたんです。帰ってからまた夕食を食べました」(匿名、Tより)。
つまり、20年前の女子も、実は今の女子のように食べたかった。食べられたけど、ほとんどが男子ゼミのだったから、「4皿なんてはしたない」と遠慮していたことが明らかになった。
Tさんだけでなく、ほんとうはKもRももっと食べたかったのである。いまはゼミ生は半分が女子になっている。遠慮する必要がなくなったということだろう。
真実が分かってある意味ではほっとしている。男子の中からも、最高で14皿をぺろりと食べられるのが出てきた。これは朗報である。それにしても、今年は財布が痛かった。
さらに朗報は、意を決して実施した対面ゼミの成果である。やはり学生は、対面での授業を必要としていること。大学院の301教室は100人教室で、まばらな感じで閑散とはしていた。でも、学生のみなさんは、なんとも嬉しそうだった。聞けば、わたしの演習以外は、すべて一方的な配信授業なのだそうだ。これでは、大学が学生の親から授業料を納めてもらうことなどできない。
来週も対面での演習が実施になる。フィールドワークの発表会も、11月4日に実施する。そうそう、ゼミでの活動内容に、もしもフィールドワークがなかったとしたら、ゼミ活動もコロナでもっと停滞したはずである。やはり、仲間と少人数でグループワークをしないと大学とはいえないだろう。
なお、「亀戸餃子、食べ放題」は、2020年をもって終わりになる。30年間続いた隔年実施の行事だったが、来年は実施されないからだ。長い間、亀戸餃子さんにはお世話になりました。ありがとうございます。