昨年度から主催している展示会「フローラル・イノベーション2020」の出展社が確定した。新型コロナの感染が広がる中、実際的に開催を危ぶむ声が今でもある。出展者を募集して2年目。募集は苦労の連続だったが、どうにかJMA(日本能率協会)からのリクエストには応えることができた。一安心である。
すでに出展が確定していた「インパック」「JFMA]「農水省事業」に加えて、「オークネット」「大田花き」「三和陸運」「自由が丘フラワーズ」「花恋人」「シモジマ」「バラ園」が参加を表明している。
ちょっと残念なのは、生産者の参加がないことだ。ぎりぎりまで2~3社の参加を期待していたのだが、関西方面からの参加は、「東京には出たくない症候群」でどうにもならなかった。来年に期待したい。切り花輸入商社、種苗会社のハードルも高かった。来年度に向けての課題は山積みである。
それにしても、インパック、自由が丘フラワーズ、大田花き(花き研究所)、バラ園さんなど、新旧JFMA執行部・理事会員の協力はありがたかった。オークネットの藤崎会長と尾崎社長には、大きな負債を負ってしまったかもしれない。大いなる感謝である。
なお、同時に開催のセミナーが4つ(一コマは小川の担当)。薄木さん、宍戸さんなどが講師を務めることになっている。
こうした無料セミナーのほかに、会場での「ミニセミナー」と「量販向けの花束コンテスト」が予定されている。一昨日時点で、ネットからの応募が91件ほどあった。なかなかおもしろいアイデアが集結している。ネットの事前審査では、10人の専門家にお願いしている。
11月の展示会開催まで、あと残すところ3か月弱。「コロナ騒ぎで二年目は苦労したよね」といつか、昔を振り返って言えるようになりたいものだ。農水省から半額補助の予算をとってきてくれたのは、松島さん(JFMA事務局長)の功績。松村さん(自由が丘フラワーズ)と深川さん(世田谷花き)には、花束コンテストの企画と運営をお願いしていた。
野口さんには、事前の準備、オンラインでいろいろとありがというございました。