柴又日誌#19: 京急電鉄、すみっこぐらしのラッピング車両で家族lineが騒然。

 京成線の青砥駅は、始発電車が走る駅だ。27日の朝9時58分、青砥駅のホームから「見つけた!」との報告が来た。次男のまつぎが、すみっこぐらしのラッピング車両に遭遇したらしい。その緊急連絡に、「おー、すみっこ 」と京都のともみが反応した。添付されていた4枚の画像は、黄色の車両だった。

 

 昨日のこと。朝8時26分。今度はかみさんから、「やったー(ニコニコマーク)、青砥駅で遭遇!」とLINEに投稿があった。三枚の写真には、青色の車両が写っている。東京下町、葛飾営業所勤務の中塚ちえさん(東京ガス)に画像を送ったら、「これです!」と、京急のHPが送られてきた(https://www.keikyu.co.jp/cp/sumikko/)。

 赤色の車両の写真が揃えば、赤青黄の三色そろい踏みとなる。と話していたら、今度は今朝、8時25分始発の赤い車両の写真が、かみさんから送られてきた。ついでに、まつぎくんが前日に見た黄色の車両が、その10分後の始発電車(8時35分)になっていた。
 昨日の段階で、かみさんが京急のダイヤを調べてくれていた。本日、11時47分始発の三崎口行きが、青砥駅の上りホームに滑り込んでくることがわかっている。
 午後13時に品川で、ローソンファーム社長会に招待されている。わたしはそこで、「最近の農業事情(仮)」という講演を依頼されている。京急線は都営浅草線経由で、京成線に乗り入れている。品川行きは、ジャストのタイミングでの始発電車になる。
 
 「すみっこぐらし」は、神戸のお孫さん、さらが大好きなファンシーキャラクターだ。今日は幸せな気持ちで、幸先がよいスタートになりそうだ。あと一時間ちょっとで、青砥駅のホームに「すみっこぐらし号」が来る。時刻は確認できているが、さすがに車両の色まではわからない。願わくば、青色の車両を期待したい。
 かみさんのコメントでは、「黄色の車両は外側があまりきれいじゃなくて、塗装の下にワンピースの絵がしっかり見えました」。新幹線の運転士さんから、これに職業人的なコメントが付いてきた。「いまの車両はイベントの塗装はシールが主流だから、今回もシールを上から貼ってあるかもね」。
 お昼ごろに、自宅を出て一駅だけ乗って、青砥駅の上りホームをしばらく観察しているつもりだ。ラッピングが塗装かシールかはそれでわかるはずだ。車内にも京急仕様のポスター(すみからすみまで京急キャンペーン)が貼られているらしい。中吊りも、このキャンペーンの告知ポスターだった。
 すみっこぐらし一色にしようということなのだろう。いつのころからか、京急電鉄はキャンペーンの告知が上手になったように感じる。
 サンエックス(リラックマや、すみっこぐらしの版権元)とのコラボで、キャンペーンが成功しているだけではない。三浦半島に顧客を誘致する「食べ歩きキャンペーン」(みさきまぐろきっぷ、よこすか満喫きっぷ、葉山女子旅きっぷ)なども上手だ。うちの女子学生たちが、グループで三崎口までまぐろを食べに行っている。
 いずれもしても、すみっこぐらしの車両をみると、みなさん、ほっこりするらしい。世の中の厳しい現実に対して、ゆるいキャラクターを求める時代になっているのだろう。それでは(笑)、11時47分の始発電車に乗るため、早めに家を出ることにしよう。青砥駅で、鉄っちゃんわんすけは、京急電車の偵察を始めます。
 まったりした一日になりそうだ。午後はローソンで、夕方からは大学院のアフターフォローゼミがある。本日は、研究室に卒業生が10人も集まることになる。早めの忘年会も兼ねている。