【ご案内】　第９回ナチュラル＆オーガニックビジネスセミナー（7月11日夕方から）

　NOAFを支援する会が主催する「第９回ナチュラル＆オーガニックビジネスセミナー」を来週末に開催します。今回は、群馬県に拠点を構える（株）野菜クラブ／グリーンリーフ（株）の代表取締役、澤浦彰治さんと娘さん（えくぼさん）を講師としてお迎えします。農業分野における事業承継（DNAを繋ぐ）がテーマです。

 

　このようなセミナーの試みは、他の分野（老舗の事業承継など）ではよくあるのですが、農業分野では珍しいのではないかと思います。
　個人的な印象ですが、先進的な取り組みをしている企業家的な農業経営者は、このごろはとくに子弟を海外留学（研修）に出す傾向があります。わたしが会長を務めている花きの産業では、戦前と戦後すぐは米国が渡航先として多かったのですが、ここ20年くらいは、オランダやデンマーク、英国などが研修先することが多いようです。
　ご両親がお子供さんたちに広く世界を見られるよう、滞在のチャンスを与えるわけです。お子さんたちも立派に成長して帰国するようです。農家を継いだお子さんさんも、継承後のパフォーマンスはかなり高いとみています。今回、セミナーの講師としてお呼びするのペアも、そのケースに該当しそうです。
　おふたりの講演と討論をお楽しみに。いつもとは逆に、徳江さんをコメンテーターにお呼びしてあります。
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「第９回ナチュラル＆オーガニックビジネスセミナー」
　　講演テーマ：｢仕事のDNAを繋ぐ」
 　  　　　親から子へ、師から弟子へ。
　　　　　次世代を担う”苗”は、どのように育つのか？
　
【日時】2019年7月11日(木)18時00分～20時30分（17時30分受付開始）
【場所】法政大学経営大学院イノベーション・マネジメント研究科 101教室（千代田区九段北3-3-9新一口坂校舎）　
＊地図   http://www.im.i.hosei.ac.jp/contact/access/
【参加費】3,000円（NOAFを支援する会会員1,000円）当日受付にてお支払いください。（現金のみ。お釣りのないようにご用意ください。）
　
【講演者】
●澤浦彰治（株式会社野菜くらぶ／グリーンリーフ株式会社  代表取締役）
●澤浦えくぼ（澤浦彰治氏の長女／米国留学中）
　
【講演概要】
　素晴らしいバイタリティと能力で築き上げた“親”や“師”の仕事を、次世代を担う後継者にうまく繋げ、よりビジネスを発展させていくためには、どのようにバトンを手渡していったらよいのでしょう？　
　多くの農家が農協のもとで家族単位で仕事をしていた時代から、“ビジネス”“経営”という視点を持ち、精力的に新しい取り組みにチャレンジしてきた澤浦彰治さん。そして、その背中を見つめながら育ち、現在は米国・コーネル大学で農業ビジネスを学ぶ、長女のえくぼさん。
　食や農の業界で常にその動向が注目され、カリスマ的な存在感を放つ父の“仕事のDNA”が、どのような形で娘に受け継がれているのか？　そして、それぞれが思い描く未来の設計図は一体どんなものなのか？　父娘それぞれからお話をうかがいます。
　
司会：酒井理（法政大学キャリアデザイン学部教授、NOAFを支援する会代表）
解説：小川孔輔（法政大学経営大学院教授、NOAF代表幹事）
主催：NOAFを支援する会
共催：一般社団法人フードトラスト、経営大学院「アグリフードビジネス・プログラム準備会）
協賛：商業界
後援：NOAF
　
【お問い合わせ】
NOAFを支援する会事務局
（法政大学経営大学院イノベーション・マネジメント研究科小川孔輔研究室内）
TEL：090-2637-7878（花畑）