「垂直農法」(植物工場)の関連取材が続いている。本日は、東京駅八重洲CFセンターで開催されるファームシップの有料セミナー(1万7千円)、明日は、千葉大学柏の葉キャンパスの植物工場見学。こちらも有料の見学会になる。植物工場で生産された野菜サラダでも出てくるのだろうか?(笑)
そういえば、先日も「切り花輸入協会主催」の有料セミナー「フラワーマイスター制度」(参加費7500円)に参加した。自腹でセミナーに参加するのは、JFMAが主催するアフタヌーンセミナー(3千円)以外には、これまではほとんど記憶がない。自分でお金を払ってみると、それぞれのセミナーの価値がわかるというものだ。
とはいえ、皆さん、商売がお上手だ。本日のセミナーなどは、「そんなに高く入場料を取らなくてもいいのでは?」と思うくらいに、参加費が高額になっている。それでも、わたしのように、共同創業者の安田さんの話を聞いてみたいと思わせるのだから、この金額は「希少な情報」に対する対価なのだろう。
秘書の内藤からは、「文部科学省(科研費の研究補助)からお金が出ているので、なるべくたくさんの資料を持ち帰ってください!」と念を押されている。
本日のセミナーは、パネラーのひとりが体調不良でプレゼンの一部が変更になっている。ただし、わたしは15時10分から学部ゼミで授業があるから、パネルの時間帯までは東京駅近くの会場(八重洲CFセンター)にはいられない。
明日は、同じく千葉大学の柏の葉キャンパスまで、自動車で行くことになっている。こちらも、植物工場の見学会に参加する。急ぎの申し込みだったので、プロジェクトの一年制の授業があって途中退席になる。
「農と食のイノベーション研究」(NOAFと連載)で、ずいぶんと時間とお金を費やしている。「国の金を使って研究しているのだから、きちんとした成果を上げなければ」とリサーチアシスタントの青木に怒られそうだ。そうだ、世の中に価値のある情報を提供しないと。